電子契約・電子署名とは?
電子契約・電子署名とは、契約書のやり取りが紙と郵送という状態を仕組みで解消することです。ゼロから作らなくても、同じ用途で世界中に使われているオープンソースがあります。当社はそれを土台に、日本語化と自社向けの変更を加えて導入します。月額のユーザー課金は発生しません。
電子契約・電子署名まわりの業務を外注している方へ
代行や外注に出している業務を、AIの仕組みとして社内に作る場合の比較です。外注のままがいい場合も書いています。
電子契約・電子署名のオープンソース、まずどれを見ればよいですか?
24件すべてを比べる必要はありません。当社が実測した規模(GitHubスター)・日本語ロケールの有無・そのまま触れるデモがあるかの3点で、当てはまりの強い上位から6件を挙げます。名前がその分類の一般名詞のままのものと、1年以上更新が止まっているものは外しています。どれもソフト自体は無料なので、気になったものは自社サーバーに置いて試せます。
| 名前 | どんなものか | 選ぶ根拠(当社の実測) |
|---|---|---|
| PDFMathTranslate | 英語のPDFを、レイアウト・数式・図表を保ったまま日本語にするオープンソース。翻訳エンジンを自社サーバーのローカルLLMや完全オフラインに切り替えられるので、文書を社外に出さずに翻訳できます。 | GitHubスター36,687/日本語ファイルなし(UIは英語・中国語。翻訳先として日本語に対応)/ライセンスAGPL-3.0/開発は現在も活発 |
| DocuSeal | PDFフォームの作成、入力依頼、電子署名をセルフホストできるオープンソース電子署名システムです。 | 署名フォームは日本語化可能。管理画面は導入時の確認が必要。/ライセンスAGPL-3.0 |
| Documenso | 電子署名による文書へのサインを管理できるオープンソースのアプリケーションです。 | GitHubスター14,653/日本語ロケールは一部のみ(2ファイル)/ライセンスAGPL-3.0/開発は現在も活発 |
| SuiteCRM | 世界中で利用されているオープンソースのCRMソフトウェアです。 | GitHubスター5,681/日本語ロケールは一部のみ(1ファイル)/ライセンスAGPL-3.0/開発は現在も活発 |
| Docspell | スキャンした書類・メール添付・PDFを自動で取り込み、OCRと全文検索で整理する書類管理OSS。メールボックスの定期取り込みと、複数担当者で書庫を共有する設計が特徴です。 | GitHubスター2,306/本家は英独仏のみで日本語なし。当社が1,056語を訳しElm 158モジュールにjaを生成、ビルド検証済み。docspell-jp(github.com/katsushi2441/docspell-jp)で公開・本家へPR提案中。/ライセンスAGPL-3.0/開発は現在も活発 |
| OpenSign | DocuSignの代替となるオープンソースの電子署名プラットフォームです。 | GitHubスター6,893/日本語ロケールなし=日本語化から着手/ライセンスAGPL-3.0/開発は現在も活発 |
この並びは実測値による機械的な順位で、広告や紹介料による順位付けはしていません(2026年10月08日時点)。24件すべての一覧はこのページの下にあります。
電子契約・電子署名のオープンソース 比較表(ライセンス・日本語対応・導入キット)
掲載24件のうち、GitHub の公開ファイルに日本語ロケールが実在するのは3件、無いのは19件(2026年10月08日時点)。導入キット(手順書・docker構成・バックアップまで)があるのはPDFMathTranslate・Docspell。
| 名前 | ライセンス | 日本語ロケール(実測) | 最終更新 | GitHubスター | 当社の日本語デモ | 導入キット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| PDFMathTranslate | AGPL-3.0 | 日本語ファイルなし(UIは英語・中国語。翻訳先として日本語に対応) | 約1か月前 | 36,687 | — | 導入キットあり |
| DocuSeal | AGPL-3.0 | 署名フォームは日本語化可能。管理画面は導入時の確認が必要。 | — | — | — | — |
| Documenso | AGPL-3.0 | 一部(2ファイル) | 約2か月前 | 14,653 | — | — |
| SuiteCRM | AGPL-3.0 | 一部(1ファイル) | 約2か月前 | 5,681 | — | — |
| Docspell | AGPL-3.0 | 本家は英独仏のみで日本語なし。当社が1,056語を訳しElm 158モジュールにjaを生成、ビルド検証済み。docspell-jp(github.com/katsushi2441/docspell-jp)で公開・本家へPR提案中。 | 約2か月前 | 2,306 | — | 導入キットあり |
| OpenSign | AGPL-3.0 | なし | 約2か月前 | 6,893 | — | — |
| invoicerr | AGPL-3.0 | 一部(2ファイル) | 約2か月前 | 716 | — | — |
| GpgFrontend | GPL-3.0 | なし | 約2か月前 | 745 | — | — |
| jsignpdf | LGPL-2.1 | なし | 約2か月前 | 462 | — | — |
| signserver-ce | LGPL-2.1 | なし | 約8か月前 | 431 | — | — |
| ruoyi-office | MIT | なし | 約6か月前 | 316 | — | — |
| e2a | Apache-2.0 | なし | 約2か月前 | 183 | — | — |
日本語ロケールは各リポジトリの公開ファイル一覧から日本語の実ファイルを数えた結果、最終更新は GitHub の最終 push 日です。ライセンスは導入前に必ず原文で確認してください。上限12件、並びは規模・日本語・デモ・更新の実測値による機械的な順位です。
電子契約・電子署名を自分で入れるなら(導入キット・オンプレミスの製品)
この分類のうち、当社が実際に立てて手順書・設計テンプレート・docker構成・バックアップまでまとめた導入キットと、同じ用途で当社が作った設置手順つきのオンプレミスの製品です。開発を依頼せず自社で立てたい場合の早道です。
いま使っている有料サービスの代わりを探しているなら
サービス名から、同じ業務に使えるオープンソースを引けるページもあります。費用の仕組みの違いと、置き換えの候補、使い続けたほうがよい場合まで書いています。
クラウドサインの代わりになるオープンソース DocuSignの代わりになるオープンソース 電子印鑑GMOサインの代わりになるオープンソース ContractSの代わりになるオープンソース LegalForce(LegalOn)の代わりになるオープンソース
有料のクラウドサービスと、オープンソースは何が違いますか?
違いは主に、費用のかかり方・データの置き場所・変更できる範囲の3つです。電子契約・電子署名を無料で始めたい場合、この表のどちらが自社に合うかを先に決めると迷わなくなります。
| 比べる点 | オープンソース(自社サーバー) | 有料のクラウドサービス |
|---|---|---|
| ソフトの費用 | 無料。ソースコードが公開されている | ユーザー数×月額。人が増えると増える |
| 実際にかかる費用 | サーバー代と、導入・日本語化・改造の費用 | 月額利用料(+初期費用) |
| データの置き場所 | 自社が決めたサーバー | 提供会社のサーバー |
| 画面・項目の変更 | ソースを直せる範囲すべて | 提供会社が用意した設定の範囲まで |
| 日本語 | 掲載24件のうち18件(75%)は日本語ロケールなし。日本語化が要る | 国内サービスなら最初から日本語 |
| サポート | 自社、または委託先が見る | 提供会社のサポート窓口 |
| やめるとき | データもソフトも手元に残る | 解約前にデータの持ち出しが要る |
当社は、この表の左側(オープンソースを自社サーバーに置く形)を選んだ会社に対して、日本語化・画面の変更・既存システムとの連携を行っています。右側のほうが向いていると判断した場合は、その旨をお伝えします。
この分類の実測データ
実測データとは、掲載している24件について当社がGitHubの公開情報から数えた内訳のことです。日本語対応は、配布用のビルド成果物を除いた日本語ロケールの実ファイル数で判定しています。
| 掲載件数 | 24件 |
|---|---|
| 日本語ロケールなし | 18件(75%)— 日本語化から着手します |
| 日本語ロケールあり | 6件 |
| GitHubスター中央値 | 183 |
| 多いライセンス | AGPL-3.0(9件)、MIT(7件)、Apache-2.0(3件) |
出所: 各リポジトリのGitHub公開情報を当社で集計(2026年10月08日時点)。ライセンスは導入前に必ず個別に確認します。
掲載している24件をすべて見る
この一覧とは、電子契約・電子署名という用途に当てはまるオープンソースを、当てはまりの強い順に並べたもののことです。名前をクリックすると、その土台で何をどう作るかの説明に移ります。
| 名前 | できること | ライセンス | スター | 最終更新 | 日本語 | デモ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Documenso | 電子署名による文書へのサインを管理できるオープンソースのアプリケーションです。 | AGPL-3.0 | 14,653 | 2026年8月 | 日本語ファイルが一部のみ | — |
| cei-pdf-signer | ルーマニアの電子IDカードを用いてPDF文書に電子署名を付与するmacOSアプリです。 | MIT | 73 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| dottedsign-self-hosted | 自社環境で安全に運用できる、データ主権を重視した電子署名システムです。 | AGPL-3.0 | 51 | 2026年7月 | 日本語ファイルなし | — |
| signserver-ce | PKIベースのオープンソース署名ソフトウェアです。 | LGPL-2.1 | 431 | 2026年1月 | 日本語ファイルなし | — |
| OpenSign | DocuSignの代替となるオープンソースの電子署名プラットフォームです。 | AGPL-3.0 | 6,893 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| GPGやSigstoreを用いたPDFへの電子署名を容易に行うためのユーティリティです。 | GPL-3.0 | 78 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — | |
| jsignpdf | クロスプラットフォームで動作するPDF電子署名ツールです。 | LGPL-2.1 | 462 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| autofirma-nix | スペインの行政サービスと連携する環境をNixで構成するための開発・運用ツールです | MIT | 54 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| sigtool | 任意のファイルに対してEd25519を用いた署名、検証、暗号化を行うツールです。 | GPL-2.0 | 89 | 2026年7月 | 日本語ファイルなし | — |
| DocuSeal | PDFフォームの作成、入力依頼、電子署名をセルフホストできるオープンソース電子署名システムです。 | AGPL-3.0 | — | — | 署名フォームは日本語化可能。管理画面は導入時の確認が必要。 | — |
| trilli | クラウドストレージ、ファイル共有、共同作業、電子署名の機能を自社環境で運用できる業務アプリです。 | MIT | 62 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| GpgFrontend | GnuPGとRust製のバックエンドを切り替え可能な、モダンなOpenPGPツールです。 | GPL-3.0 | 745 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| WeIdentity | W3C DIDとVerifiable Credentialに準拠した分散型アイデンティティ(DID)ソリューションです。 | Apache-2.0 | 1,150 | 2025年4月 | 日本語ファイルなし | — |
| invoicerr | フリーランスや個人事業主向けの請求書発行・管理アプリケーションです。 | AGPL-3.0 | 716 | 2026年7月 | 日本語ファイルが一部のみ | — |
| acquiremock | ECサイトの決済機能開発を支援する、高機能なモック決済ゲートウェイです。 | Apache-2.0 | 85 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| shotsync | 画像やテキストを複数の端末で共有できる、セルフホスト型のWebアプリです | MIT | 72 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| cli | Nylas APIをコマンドラインから操作するための開発者向けツールです | MIT | 63 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| PDFMathTranslate | 英語のPDFを、レイアウト・数式・図表を保ったまま日本語にするオープンソース。翻訳エンジンを自社サーバーのローカルLLMや完全オフラインに切り替えられるので、文書を社外に出さずに翻訳できます。 | AGPL-3.0 | 36,687 | 2026年9月 | 日本語ファイルなし(UIは英語・中国語。翻訳先として日本語に対応) | — |
| ruoyi-office | 中小企業向けの多機能な業務統合プラットフォームです。 | MIT | 316 | 2026年4月 | 日本語ファイルなし | — |
| e2a | AIエージェント向けのオープンソース・メールゲートウェイです。 | Apache-2.0 | 183 | 2026年8月 | 日本語ファイルなし | — |
| atlas | CRMや人事管理、請求書発行などを含むセルフホスト型のビジネスプラットフォームです。 | AGPL-3.0 | 175 | 2026年5月 | 日本語ファイルなし | — |
| SuiteCRM | 世界中で利用されているオープンソースのCRMソフトウェアです。 | AGPL-3.0 | 5,681 | 2026年7月 | 日本語ファイルが一部のみ | — |
| Docspell | スキャンした書類・メール添付・PDFを自動で取り込み、OCRと全文検索で整理する書類管理OSS。メールボックスの定期取り込みと、複数担当者で書庫を共有する設計が特徴です。 | AGPL-3.0 | 2,306 | 2026年8月 | 本家は英独仏のみで日本語なし。当社が1,056語を訳しElm 158モジュールにjaを生成、ビルド検証済み。docspell-jp(github.com/katsushi2441/docspell-jp)で公開・本家へPR提案中。 | — |
| rag-tender | 入札案件の解析や資格照合、制約事項の警告を行うRAGアシスタントです。 | MIT | 90 | 2026年7月 | 日本語ファイルなし | — |
電子契約・電子署名は、経営のどんな課題につながっていますか?
紙とハンコで承認が止まる。書類が溜まる
申請と承認を画面で回すと、誰の手元で止まっているかが見えます。紙の書類は読み取って検索できる形にすれば、探す時間そのものが消えます。
課題の出方は業種によって違います。AI導入で解決できる経営課題の一覧に、当社が名古屋の経営者から実際に相談を受ける12の言い方をまとめています。
オープンソースで電子契約・電子署名をやるときの注意点は?
注意点とは、ソフトが無料であることと、導入して使い続けられることが別だという話です。当社が実際に構築して踏んだものを挙げます。
日本語が入っていないことが多い
掲載24件のうち18件(75%)は、GitHubの公開ファイルを数えた時点で日本語ロケールがありませんでした。管理画面が英語のままだと現場が使えないので、日本語化が最初の作業になります。
「実行ファイル1つ」でも周辺が要る
データベースやキャッシュを別に用意する必要があるものが多く、月数百円の共有レンタルサーバーでは動かない場合があります。どのサーバーが要るかは導入前に実測して判断します。
ライセンスは種類ごとに条件が違う
この分類で多いのはAGPL-3.0(9件)、MIT(7件)、Apache-2.0(3件)です。自社で使う分は自由でも、外部にサービスとして提供する場合に条件が付くものがあります。導入前に個別に確認します。
更新が止まっている製品がある
公開されていても開発が続いているとは限りません。当社はスター数と更新状況を見て、止まっている製品は土台に選びません。
どれを選べばよいですか?
選び方とは、機能の多さではなく、ライセンス・日本語対応・自社の業務との距離で絞ることです。一覧の「日本語」欄が「日本語ファイルなし」であれば、日本語化から着手します。当社は初日3時間の無料ヒアリングで現場を見てから、どれを土台にするかを提案します。土台選びだけを相談していただいても構いません。
電子契約・電子署名を、まず15時間で試す
名古屋市内なら、1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円で試せます。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。御社のPCと御社名義のAIエージェントで目の前で開発するので、作り方ごと社内に残ります。成果物とソースコードはお客様のものです。
AI導入お試し実験を見る 動くデモを先に見る(110,000円〜) 電子契約・電子署名について相談する申請・承認・業務フローの他のできること
関連するできることとは、同じ業務領域にあり、並べて検討されることが多いテーマのことです。電子契約・電子署名と一緒に手を付けると効果が出やすい範囲でもあります。
よくあるご質問
電子契約・電子署名のオープンソースは、無料で使えますか?
ソフト自体は無料です。掲載している24件はいずれもソースコードが公開されていて、ライセンスの条件を守れば費用をかけずに自社サーバーに置いて使えます。ユーザー数に応じた月額課金もありません。無料にならないのはサーバー代と、日本語化や自社向けの変更にかかる費用です。この2つを含めても、有料のクラウドサービスを人数分契約し続けるより安くなる場合があります。
有料のクラウドサービスと、どちらを選ぶべきですか?
人数が少なく、標準の機能でそのまま足りるなら有料のクラウドサービスのほうが手間がかかりません。オープンソースが向くのは、利用人数が多くて月額が積み上がる場合、自社の業務に合わせて画面や項目を変えたい場合、データを自社のサーバーに置きたい場合です。当社は初日3時間の無料ヒアリングで現場を見たうえで、クラウドのほうが向いていればその旨をお伝えします。
社内に技術者がいなくても導入できますか?
できます。オープンソースは置いただけでは使えず、サーバーの用意、日本語化、項目の設計、既存データの移行が必要です。その部分を当社が行います。導入後は自社で直せるように、ソースコードと手順をお渡しします。
電子契約・電子署名にオープンソースを使うと、何が違うのですか?
ゼロから作る場合と比べて、出来上がっている土台をそのまま使える分だけ短い期間で導入できます。ユーザー数に応じた月額課金も発生しません。当社が掲載している24件は、いずれも公開されているソースコードを自社サーバーに置いて動かせるものです。
日本語で使えますか?
掲載24件のうち18件(75%)は、GitHubの公開ファイルを数えた時点で日本語のロケールファイルがありませんでした。日本語で使う場合は日本語化から着手します。当社はこの作業を含めて導入します。
費用はどのくらいかかりますか?
名古屋市内であれば、1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円のお試し導入があります。初日3時間のヒアリングと提案は無料で、進めるとお決めいただいた場合のみ費用が発生します。作るものが決まっている場合は税込110,000円からのプロトタイプ制作もあります。
どれを選べばよいかわからないのですが、相談だけでもよいですか?
構いません。初日3時間のヒアリングは無料です。現場のやり方を見せていただいたうえで、どれを土台にするか、そもそもオープンソースを使わないほうがよいかを含めて提案します。