株式会社エクスブリッジ

警備業|施設・交通・イベント

警備業の電子契約を、
内製化とオープンソースで。

施設警備なら基本契約に加えて現場ごとの仕様書や配置変更の覚書が随時発生し、交通誘導警備は工期変更のたびに契約内容を直し、イベント警備は開催直前に人員や時間が確定して契約書を用意する時間がほとんどありません。郵送と押印の往復をしている間に着手日を過ぎてしまうことも珍しくなく、現場側は書面が届く前に動き出さざるを得ない状況が生まれます。

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警備業の電子契約で押さえること

重要事項説明書と契約書の二段階交付

警備業法第19条により、契約前には重要事項説明書を、契約後には契約書を依頼者に交付する必要があります。どちらも郵送でやり取りすると着手前の確認だけで数日かかるため、この二段階の文書を電子署名でまとめて処理できるかどうかが、着手までの速さを左右します。

イベント警備の直前契約・増員

イベント警備は開催日の数日前から前日にかけて人員数や配置が確定し、そこから契約を結ぶケースが多くあります。郵送では間に合わないため現場を先に動かしてしまい、契約書が後追いになる、という状態が常態化しやすい業務です。

交通誘導警備の工期変更への追随

工事の進行に合わせて警備日数や配置人数が変わるたびに、発注元の工事会社と契約内容を直す必要があります。覚書のやり取りが紙のままだと、工期変更の連絡から契約の差し替えまでに時間差が生まれ、現場の警備員配置と契約内容がずれる原因になります。

施設警備の長期契約と個別仕様書の管理

施設警備は基本契約自体は長期でも、配置人数や巡回範囲の変更、臨時警備の追加などで個別の仕様書・覚書が頻繁に発生します。基本契約と紐づけて管理しないと、どの覚書が有効な最新版か分からなくなりやすい点が特有の悩みです。

電子契約のシステムに要る機能

  • 重要事項説明書と契約書を分けて電子署名・保管できる
  • 基本契約と現場ごとの個別仕様書・覚書を紐づけて管理できる
  • イベント単発契約のテンプレートから当日・前日でも即日締結できる
  • 工期変更・配置人数変更に応じた覚書の差し替えと履歴管理
  • 発注元(施設管理会社・工事会社・イベント主催者)側の承認フローに対応できる
  • 契約更新・満了が近い現場をアラートで知らせる
  • 配置図や仕様書などの添付ファイルを契約書とまとめて保存できる
  • 署名済み文書を現場名・発注元名で検索できる

どこを何で持つか

発注元のサービスに合わせたほうがよい部分

発注元となる施設管理会社や工事会社、イベント主催者が既に特定の電子契約サービスを使っている場合は、相手の運用に合わせるのが現実的です。特に大手の施設管理会社や元請け工事会社は自社指定のシステムで契約を進めることが多く、警備業者側から別のシステムを求めるのは難しい場面もあります。

自社のひな形として持てる部分

警備委託契約の基本契約書や重要事項説明書、イベント単発契約のテンプレートは、自社でひな形を管理し、オープンソースの電子署名システムで発注先に送る形にしやすい部分です。発注元が電子契約に慣れていない中小の施設や主催者が相手のときほど、自社主導で動かせる余地があります。

紙やExcelのままでよい部分

現場の配置図や巡回ルートの手書きメモ、当日の口頭での細かい変更指示など、現場でその場で直すことが多い資料は紙やExcelのままで構いません。契約書本体と違い、法的な効力を厳密に求められる文書ではないためです。

電子契約に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、電子契約に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
DocuSealPDFフォームの作成、入力依頼、電子署名をセルフホストできるオープンソース電子署名システムです。AGPL-3.0署名フォームは日本語化可能。管理画面は導入時の確認が必要。—
Documenso電子署名による文書へのサインを管理できるオープンソースのアプリケーションです。AGPL-3.0日本語ファイルが一部のみ—
OpenSignDocuSignの代替となるオープンソースの電子署名プラットフォームです。AGPL-3.0日本語ファイルなし—
system-designerシステム構築のためのローコード開発プラットフォームです。Apache-2.0日本語ファイルなし—
GpgFrontendGnuPGとRust製のバックエンドを切り替え可能な、モダンなOpenPGPツールです。GPL-3.0日本語ファイルなし—
jsignpdfクロスプラットフォームで動作するPDF電子署名ツールです。LGPL-2.1日本語ファイルなし—

導入の進め方

  1. 基本契約・重要事項説明書・個別仕様書・イベント単発契約のひな形をそれぞれ整理する
  2. 施設警備など継続現場から導入し、配置変更時の覚書差し替えで運用を確認する
  3. 交通誘導警備の工期変更連絡から覚書締結までの流れを現場担当と事務所間で決める
  4. イベントの多い時期(繁忙期)に備え、直前・当日でも締結できる手順を先に固めておく
  5. 発注元ごとに電子契約に対応できるか確認し、対応できない相手には従来の書面対応を残す

警備業の電子契約、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

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よくあるご質問

警備業法で定められた重要事項説明書も電子化できますか。

重要事項説明書そのものは電子データで作成・交付することができます。説明を行った上で依頼者に交付する点は変わらないため、説明のタイミングと署名の順序を契約前・契約後で分けて運用する必要があります。

発注元が電子契約に慣れていない場合はどうすればよいですか。

施設管理会社や個人の主催者など、電子契約に馴染みがない相手には、従来どおり紙の契約書を並行して用意しておくと安心です。相手の状況に応じて電子と紙を使い分ける前提で導入すると無理がありません。

イベント警備のように開催直前に契約が決まる場合でも電子契約は有効ですか。

有効です。むしろ郵送では間に合わない開催直前・当日の契約ほど、電子署名で即日締結できる効果が大きい業務です。あらかじめ単発契約用のひな形を用意しておくと、人員や時間が確定した時点ですぐに契約を進められます。

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