株式会社エクスブリッジ

物流・倉庫|運送・3PL・倉庫

物流・倉庫の電子契約を、
内製化とオープンソースで。

新しい荷主との取引開始や倉庫の保管契約、傭車・協力会社との運送委託契約など、物流業では紙の契約書を取り交わす場面が多くあります。荷主の本社と現場拠点が離れていることも多く、契約書を郵送して押印をもらい、返送を待っている間に入庫や配送の開始日が決まっているのに着手できない、という事態が起こりがちです。

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物流・倉庫の電子契約で押さえること

荷主本社の決裁待ちで着手が遅れる

大手の荷主との契約は、現場の担当者同士が合意していても、本社の法務や決裁者の押印を経るまで契約書が戻ってきません。郵送の往復に日数がかかり、入庫や配送の開始日がすでに決まっているのに、契約書が揃わず着手できないまま待つという状況が起きやすい業務です。

協力会社・傭車との契約が件数多く発生する

自社の車両だけでなく、協力会社や個人事業主のドライバーに運送を委託するケースが多く、契約先の数だけ押印のやり取りが発生します。更新のたびに一社ずつ郵送していては、担当者の手間も郵送費もかさみ、繁忙期前にまとめて処理しようとすると余計に手が回らなくなります。

倉庫の保管契約・覚書は繁忙期前に集中する

保管契約や料金改定の覚書は、年度替わりや繁忙期を控えた時期に更新が集中しがちです。現場では入出庫の準備を先に進めたくても、契約条件が確定しないまま作業に入ってよいか判断に迷う場面が出てきて、事務所と現場の間でやり取りが行き来します。

下請法に関わる書面の取り扱い

元請として協力会社に運送を委託する場合、下請代金支払遅延等防止法に関わる書面の交付が必要になる取引もあります。口頭やメールだけで済ませず、委託内容や料金を書面として残し、控えを一定期間保存しておく習慣が欠かせません。

電子契約のシステムに要る機能

  • 荷主・協力会社ごとの契約書テンプレート管理
  • 本社・各倉庫・営業所など複数拠点からの押印依頼の進捗確認
  • 運送委託契約・保管契約・覚書など文書種類ごとの一覧管理
  • 契約更新時期の一覧表示とリマインド
  • 協力会社ごとの契約書・許可証類の保管
  • 下請法に関わる書面の控えの長期保存
  • 荷主側の決裁者への再送・差し戻し状況の確認
  • 署名済み契約書のPDF一元保管と検索

どこを何で持つか

業界の専用ソフト・既存サービスに任せたほうがよい部分

倉庫の入出庫や在庫管理を担うWMS、配送ルートや車両を管理する運行管理システムは、専用ソフトのまま使うのが安心です。在庫数や出荷実績といった商売の芯になるデータは契約業務と切り離し、今までどおりの専用システムに任せたほうが現場も迷いません。

オープンソースや買い切りのシステムで持てる部分

荷主や協力会社との契約書をPDFでやり取りし、画面上で署名してもらう部分は、電子署名のしくみに置き換えやすい範囲です。契約先ごとの進捗確認や、更新時期が近づいたときの知らせも含めて、軽めのシステムで十分にまかなえます。

紙・Excelのままでよい部分

社内だけで完結する簡易な覚書や、一度限りの申し合わせ程度のものまで電子化する必要はありません。相手が一社限りで更新も滅多にないような契約は、無理にシステムに載せず、これまでどおり紙やExcelで管理して差し支えありません。

電子契約に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、電子契約に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
DocuSealPDFフォームの作成、入力依頼、電子署名をセルフホストできるオープンソース電子署名システムです。AGPL-3.0署名フォームは日本語化可能。管理画面は導入時の確認が必要。—
Documenso電子署名による文書へのサインを管理できるオープンソースのアプリケーションです。AGPL-3.0日本語ファイルが一部のみ—
OpenSignDocuSignの代替となるオープンソースの電子署名プラットフォームです。AGPL-3.0日本語ファイルなし—
system-designerシステム構築のためのローコード開発プラットフォームです。Apache-2.0日本語ファイルなし—
GpgFrontendGnuPGとRust製のバックエンドを切り替え可能な、モダンなOpenPGPツールです。GPL-3.0日本語ファイルなし—
jsignpdfクロスプラットフォームで動作するPDF電子署名ツールです。LGPL-2.1日本語ファイルなし—

導入の進め方

  1. まず、荷主との基本契約・運送委託契約・倉庫保管契約など、自社が交わしている契約書の種類と件数を洗い出します。
  2. 年度末や繁忙期前など更新が集中する時期を把握し、その直前に電子契約への切り替えを済ませておきます。
  3. 本社と現場拠点が離れている荷主には、まず決裁権者に電子署名のしくみを説明し、受け入れてもらえるか確認します。
  4. 協力会社やドライバーには、スマートフォンでも署名できることを案内し、不慣れな相手には最初だけ電話でフォローします。
  5. 下請法に関わる書面は、電子化後も控えを一定期間保存できるよう、保管ルールをあらかじめ決めておきます。

物流・倉庫の電子契約、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

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よくあるご質問

荷主が大手で、紙の契約書しか受け付けてくれません。それでも意味はありますか?

荷主が紙を求める場合は、その契約だけ従来どおり郵送で構いません。協力会社や傭車先、倉庫の覚書など自社が主導権を持てる契約から電子化を進めれば、やり取りの往復にかかる日数は確実に減らせます。

高齢のドライバーや個人事業主の協力会社でも使えますか?

スマートフォンに届いたメールやSMSのリンクを開き、画面の案内に沿って署名するだけのしくみが多く、特別な操作は必要ありません。心配な場合は、最初の数件だけ電話で手順を案内すると定着しやすいです。

電子契約で交わした運送委託契約は、下請法の書面として扱えますか?

一般に電子的に作成・保存した書面でも、必要な記載事項を満たし相手の承諾を得ていれば書面交付として扱われています。ただし取引の内容によって判断が分かれるため、不安がある場合は顧問の社労士や弁護士に確認しておくと安心です。

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