株式会社エクスブリッジ

宿泊・ホテル・旅館|旅館・ホテル・民泊

宿泊・ホテル・旅館の商圏分析・出店判断を、
内製化とオープンソースで。

旅館やホテルの新規開業、民泊物件の取得、既存施設の増築を検討するとき、候補地の判断材料は現地を歩いた印象や営業担当者の経験に頼りがちです。観光地や温泉地では季節による人の流れやインバウンド需要の差が大きく、住宅地図や観光統計、競合施設の客室数一覧を別々に見比べるだけでは、候補地同士を同じ基準で比べにくいという事情があります。

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宿泊・ホテル・旅館の商圏分析・出店判断で押さえること

判断材料が現地の印象に偏る

候補地の良し悪しを、視察時に見た人通りや周辺施設の雰囲気といった感覚で評価しがちです。人口や世帯数、年齢構成といった客観的なデータと結びつけて記録する習慣がないと、後から複数の候補地を比べ直すのが難しくなります。

季節変動とインバウンド需要の読み込みにくさ

温泉地や観光地では、紅葉や花見、年末年始などの行楽シーズンとインバウンド需要期で人の流れが大きく変わります。候補地周辺の人口データだけでは季節性が見えず、観光統計や宿泊統計を別途当てる作業が担当者ごとにばらつきます。

競合施設の把握がExcelと現地調査に分かれる

近隣の旅館・ホテル・民泊の客室数や価格帯、稼働の様子は、現地調査のメモとExcelの一覧表に分かれて残りがちです。地図上でどこにどれだけ競合があるかを一目で見る手段がないと、商圏の飽和度を判断しづらくなります。

交通アクセスの比較が足で稼いだ感覚になる

最寄り駅や高速IC、観光スポットからの距離、徒歩や車での到達圏は、候補地ごとに担当者が個別に歩いたり調べたりして報告します。同じ分数・同じ条件で複数の候補地を並べて比較する仕組みがないため、会議での判断が属人的になります。

商圏分析・出店判断のシステムに要る機能

  • 住所や候補地を入れると徒歩・車でのN分到達圏を自動で描ける機能
  • 到達圏内の人口・世帯数・年齢構成を国勢調査メッシュ単位で表示する機能
  • 周辺の宿泊施設・観光施設・飲食店など事業所数を到達圏単位で集計する機能
  • 複数の候補地を同じ条件で並べて比較できる機能
  • 都市計画の用途地域情報を地図に重ねて確認できる機能
  • 近隣の旅館・ホテル・民泊の位置と客室数・価格帯を地図上にピン表示する機能
  • 分析結果を地図画像やレポートとして出力し、出店検討の資料にできる機能

どこを何で持つか

業界の専用ソフト・既存サービスに任せたほうがよい部分

OTA(じゃらん、楽天トラベル、Booking.comなど)やサイトコントローラー、宿泊施設向けの予約管理システムは、出店後の運営を支える本体です。これらは価格・在庫管理に特化したものとして使い続け、出店判断の材料集めとは別の仕組みとして扱います。

オープンソースや買い切りのシステムで持てる部分

候補地周辺の人口・世帯数・事業所数の把握、複数候補地の比較、競合施設の地図上での確認といった作業は、商圏分析システムに向きます。Kurage商圏分析やQGIS、kepler.glなど、住所や緯度経度を入れて検討できるオープンソースもあり、買い切りで導入すれば継続的な利用料がかかりません。

紙・Excelのままでよい部分

現地視察で撮った写真や所感のメモ、交渉中の物件情報、用途地域や旅館業法・住宅宿泊事業法の許可可否といった個別の確認事項は、担当者が手元で管理する一覧表やノートで十分です。

すぐ導入できるオンプレミス製品(Kurage App Store)

当社が販売している商圏分析・出店判断向けのオンプレミスの商品です。月額はかかりません。デモを触ってから判断できます。

商圏分析・出店判断に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、商圏分析・出店判断に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
Kurage 商圏分析住所を入れると、徒歩・車N分の到達圏に対して国勢調査500mメッシュの人口・年齢構成・世帯数と経済センサスの事業所数を1画面で出す商圏分析システムです。MIT日本語で開発・提供。触れる
QGIS地図上で人口メッシュや到達圏を重ねて商圏分析ができる、デスクトップ型のオープンソースGISです。無料で、日本語UIが公式に含まれます。GPL-2.0日本語ファイルが一部のみ—
kepler.glkepler.glの使いどころの案内。大量の緯度経度をブラウザ上の地図に重ねて、商圏やエリアの分布を見られます。日本語は一部のみ、ライセンスはMIT。導入手順と、自社データを載せる相談まで。MIT日本語ファイルが一部のみ—
PostGISPostgreSQLで地理空間データを扱う拡張。商圏ポリゴンと人口メッシュの交差面積で按分する、商圏分析の計算基盤に使えます。GPL-2.0日本語ファイルあり—
H3地球を六角形のグリッドに分けて位置を索引する仕組み。人口や売上を六角形単位で集計・比較でき、商圏分析やエリアマーケティングの単位に使えます。Apache-2.0日本語ファイルなし—
ValhallaOpenStreetMap用の経路探索エンジン。到達圏(isochrone)APIで「徒歩10分圏」を道路網ベースで描けるため、商圏分析の到達圏計算に使えます。MIT日本語ファイルなし—

導入の進め方

  1. 既存施設や過去に検討した候補地の住所をリスト化し、閑散期など時間の取りやすい時期に商圏分析システムに通してみる
  2. 候補地ごとに到達圏と人口・事業所データを出力し、用途地域や旅館業法・住宅宿泊事業法の届出状況は自治体への確認と並行して進める
  3. 近隣の旅館・ホテル・民泊の客室数や価格帯を地図上に落とし込み、商圏の重なりや空きを比較する
  4. 複数候補地を同じ到達圏・同じ人口規模の条件で並べ、経営会議の資料にまとめる
  5. 出店後も季節ごとの需要変化を踏まえて商圏データを見直し、増築や次の出店候補の検討に使う

宿泊・ホテル・旅館の商圏分析・出店判断、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

無料で相談する OSSカスタマイズ(110,000円〜) 動くデモを先に見る

よくあるご質問

民泊や小規模な旅館でも商圏分析は必要ですか?

規模が小さくても、徒歩圏の人口や観光施設数、競合の有無を把握しておくと、価格設定や客室タイプを決める材料になります。候補地が複数ある場合は、同じ基準で比較できると判断がしやすくなります。

用途地域や旅館業法の確認も商圏分析システムでできますか?

商圏分析システムは人口や事業所数、到達圏の把握が中心です。用途地域や旅館業法・住宅宿泊事業法の許可要件そのものは、自治体や専門家への確認が別途必要になります。地図上に用途地域を重ねて参考にする使い方はできます。

既存のOTAやサイトコントローラーのデータは商圏分析に使えますか?

OTA側の予約データは自社施設の実績を把握するためのもので、出店判断に使う周辺人口や競合データとは別系統です。商圏分析は候補地周辺の客観データを見るための仕組みとして、別に用意する形になります。

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