株式会社エクスブリッジ

建設・工務店|住宅・リフォーム・専門工事

建設・工務店の商圏分析・出店判断を、
内製化とオープンソースで。

工務店やリフォーム会社では、見積や契約の前に、その住所が自社の対応エリアかどうかを営業担当の経験で判断していることが多い業種です。現場と事務所、資材置き場の距離が離れるほど移動時間や搬入コストがかさむため、本来はエリアごとの採算を数字で見ておきたいところですが、繁忙期にはその余裕がなく、紹介や問い合わせの増減だけを頼りに拠点やエリア拡大を決めてしまいがちです。

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建設・工務店の商圏分析・出店判断で押さえること

勘と経験に頼る出店判断

工務店やリフォーム会社では、営業エリアを広げるかどうかを、ベテランの営業や経営者の肌感覚で決めることが多い業種です。近隣の人口や世帯数、築年数の分布といった裏付けを持たないまま、問い合わせの多さや紹介の広がりだけで判断が進みがちです。

現場と事務所の距離という固有の制約

現場と事務所、資材置き場の距離が開くと、移動時間や搬入のしやすさがそのまま利益を圧迫します。商圏を検討する際も、単純な直線距離ではなく、車でどれくらいかかるか、職人をどこから手配できるかという実際の移動圏で考える必要があります。

新築とリフォームで商圏の見方が違う

新築や外構は着工件数や分譲地の動きを見る必要がありますが、リフォームや専門工事は既存の住宅の築年数や世帯数、過去の顧客の住所分布が目安になります。同じ工務店でも、業態によって見るべきデータが違う点が商圏分析を難しくしています。

拠点・エリア拡大の判断時期

繁忙期で手が回らなくなった、紹介や問い合わせが特定の地域から増えてきたといった兆しが出たときに、事務所や資材置き場を新しいエリアに構えるかどうかの判断を迫られます。その場で改めてデータを集める余裕がなく、結局は勢いで決めてしまうことが多いようです。

商圏分析・出店判断のシステムに要る機能

  • 住所を入力すると徒歩・車N分の到達圏を地図上に描ける
  • 到達圏に国勢調査の人口・世帯数・年齢構成を重ねて表示できる
  • 過去の受注先・問い合わせ元の住所を地図上にプロットできる
  • 新しい拠点候補地から主要エリアまでの移動時間を比較できる
  • エリアごとの受注件数・売上を集計して地図に色分けできる
  • 同業他社や競合の所在地を重ねて密集度を確認できる
  • 住宅の築年数構成を町丁目単位で見られる
  • 分析結果をPDFや画像で保存し、会議資料にできる

どこを何で持つか

業界の専用ソフト・既存サービスに任せたほうがよい部分

積算や見積、CADによる図面作成は、建設・工務店向けの専用ソフトに任せるのが合理的です。商圏分析はこれらとは別の作業で、人口統計や地図データを扱う専用の仕組みが向いています。

オープンソースや買い切りのシステムで持てる部分

到達圏の計算や人口メッシュとの重ね合わせ、過去の受注先の地図表示は、一度仕組みを作れば繰り返し使えるものです。エリア拡大を検討するたびに外部へ依頼するより、自社に商圏分析の仕組みを持ったほうが、必要なときにすぐ確認できます。

紙・Excelのままでよい部分

営業エリアを広げるかどうかの検討メモや、現場監督・営業との打ち合わせ記録は、頻度が低く形式も定まっていないため、Excelや紙のメモで十分です。商圏分析の結果を貼り付けて議論する程度の使い方で足ります。

すぐ導入できるオンプレミス製品(Kurage App Store)

当社が販売している商圏分析・出店判断向けのオンプレミスの商品です。月額はかかりません。デモを触ってから判断できます。

商圏分析・出店判断に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、商圏分析・出店判断に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
Kurage 商圏分析住所を入れると、徒歩・車N分の到達圏に対して国勢調査500mメッシュの人口・年齢構成・世帯数と経済センサスの事業所数を1画面で出す商圏分析システムです。MIT日本語で開発・提供。触れる
QGIS地図上で人口メッシュや到達圏を重ねて商圏分析ができる、デスクトップ型のオープンソースGISです。無料で、日本語UIが公式に含まれます。GPL-2.0日本語ファイルが一部のみ—
kepler.glkepler.glの使いどころの案内。大量の緯度経度をブラウザ上の地図に重ねて、商圏やエリアの分布を見られます。日本語は一部のみ、ライセンスはMIT。導入手順と、自社データを載せる相談まで。MIT日本語ファイルが一部のみ—
PostGISPostgreSQLで地理空間データを扱う拡張。商圏ポリゴンと人口メッシュの交差面積で按分する、商圏分析の計算基盤に使えます。GPL-2.0日本語ファイルあり—
H3地球を六角形のグリッドに分けて位置を索引する仕組み。人口や売上を六角形単位で集計・比較でき、商圏分析やエリアマーケティングの単位に使えます。Apache-2.0日本語ファイルなし—
ValhallaOpenStreetMap用の経路探索エンジン。到達圏(isochrone)APIで「徒歩10分圏」を道路網ベースで描けるため、商圏分析の到達圏計算に使えます。MIT日本語ファイルなし—

導入の進め方

  1. 繁忙期を避け、事務方が手の空く時期に、過去の受注先・問い合わせ元の住所を一覧にまとめる
  2. 商圏分析システムに住所を取り込み、現在の営業エリアの到達圏と人口・世帯データを可視化する
  3. 現場監督や営業担当と一緒に、実際の移動時間や資材搬入のしやすさを照らし合わせて検証する
  4. 新しいエリアや拠点候補についても同じ条件で商圏分析を行い、現状と比較する
  5. 人口や着工件数は年ごとに変わるため、年に一度程度、分析を更新する

建設・工務店の商圏分析・出店判断、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

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よくあるご質問

商圏分析システムを入れても、結局は現場の感覚で決めてしまいませんか?

人口や到達圏のデータは、経験による判断を裏付けたり見直したりするための材料です。感覚そのものを否定するのではなく、営業担当や経営者の判断に根拠を添えて、社内でも説明しやすくすることが主な目的になります。

リフォーム中心の工務店でも商圏分析は使えますか?

使えます。リフォーム中心であれば、新築の着工件数よりも、世帯数や住宅の築年数構成を見るほうが参考になります。築年数の古い住宅が多いエリアほど、リフォームの問い合わせにつながりやすい傾向を確認できます。

専門工事業(電気・水道など)でも同じように使えますか?

使えます。電気・水道・足場といった専門工事業であれば、元請けから発注の多いエリアや、現場までの移動時間が負担になっていないかを地図で確認する使い方ができます。複数の元請けを抱える場合、拠点をどこに置くかの判断材料にもなります。

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