株式会社エクスブリッジ

製造業・町工場|部品・加工・組立

製造業・町工場の社内の情報共有を、
内製化とオープンソースで。

朝礼で伝えた客先からの図面変更が、午後からの夜勤メンバーには届いていなかった。掲示板に貼った工程変更の紙を、現場で機械を回している人は見に行く時間がない。班長から班長へのLINEは転送が途切れ、誰が最後に見たかも分からない。こうしたズレが、製造業の現場では日常的に起きています。

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製造業・町工場の社内の情報共有で押さえること

図面変更が一部の人にしか伝わらない

客先からの図面変更連絡は電話やメールで事務所に入り、そこから現場へは口頭か紙で伝えられます。担当者が休みだったり、別の工程に入っていたりすると、変更前の図面で加工が進んでしまうことがあります。変更履行の記録が残らないため、後から「誰が伝えたか」が分からなくなるのも悩みの種です。

交代勤務・多能工のあいだで連絡が途切れる

二交代・三交代や、一人が複数の機械を持つ多能工の現場では、連絡を受けた人と実際に作業する人がずれやすくなります。前の班が気づいた不良の傾向や段取りの注意点が、次の班に紙の引き継ぎノート任せになっていると、見落としやすい位置に書かれていても気づかれません。

口頭・LINE・掲示板の三重化

急ぎの連絡は口頭、写真付きの連絡はLINE、全体周知は掲示板と、使い分けているつもりでも結局どれかに漏れが出ます。LINEは個人の携帯に依存するため退職や機種変更で履歴が消えることもあり、掲示板は見に行く習慣がない人には届きません。どの経路を見れば確実なのかが現場で共有されていない状態です。

協力会社・外注先との連絡が社内と分断されている

外注に出す工程や材料の手配について、社内の連絡網と協力会社への連絡が別の経路になっていることがあります。社内では解決した変更が、外注先には伝わっていないまま進んでしまうと、戻ってきた部品が合わず手直しが発生します。社内向けの仕組みと外部連絡の仕組みを、どこまで一本化するかの線引きが必要です。

社内の情報共有のシステムに要る機能

  • 図面・工程変更の既読確認(誰が見たか残る)
  • 現場にいながら見られるスマホ・タブレット対応の掲示
  • 部署・班・工程単位での連絡先の絞り込み
  • 写真や図面画像を添付できる連絡機能
  • 緊急連絡と日常連絡を区別して表示する仕組み
  • 過去の連絡を検索して後から確認できる履歴
  • 交代勤務の引き継ぎメモと連絡の紐付け
  • 協力会社など社外アカウントへの範囲限定共有

どこを何で持つか

生産管理システム・専用ソフトに任せたほうがよい部分

工程進捗や指示書の発行そのものは、既に使っている生産管理システムや業界の専用ソフトの役割です。社内の情報共有の仕組みを導入しても、図面番号や工程データを別管理にすると二重入力になります。既存システムの通知機能で足りる範囲は無理に移さず、そこから漏れる口頭・LINE・掲示板の連絡だけを対象にするのが現実的です。

オープンソースや買い切りのシステムで持てる部分

日々の連絡・周知・既読確認は、社内で持つ仕組みに向いています。社外に情報を出せない図面や取引先名を扱うため、外部サービスに依存せず自社で管理できる形が安心です。既読が残ること、過去の連絡を検索できることが、言った言わないを防ぐ核になります。

紙・現物のままでよい部分

機械の近くに貼る安全標識や、その場で確認しながら書き込む検査記録は、紙や現物のままで十分です。全社員が同じ内容を同時に知る必要がある連絡だけをデジタル化の対象にし、個別の現場作業で完結するメモは今のやり方を変えなくてもかまいません。

すぐ導入できるオンプレミス製品(Kurage App Store)

当社が販売している社内の情報共有向けのオンプレミスの商品です。月額はかかりません。デモを触ってから判断できます。

社内の情報共有に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、社内の情報共有に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
Kurage CalDAVフレームワークを使わない1ファイルのCalDAVサーバーです。スマホの標準カレンダーと同期できます。MIT日本語で開発・提供。触れる / オンプレミス版
Kurage Groupware (kvgwc)共有レンタルサーバーでも動く、MITライセンスの軽量な社内グループウェア基盤です。MIT日本語で開発・提供。触れる / オンプレミス版
excalidraw手書き風の図面を作成できる仮想ホワイトボードです。MIT日本語ファイルが一部のみ—
Rocket.Chatミッションクリティカルな業務に対応するセキュアなコミュニケーションプラットフォームです。MIT(一部は別ライセンス)日本語ファイルが一部のみ—
Mattermostソフトウェア開発ライフサイクル全体を支える安全なコラボレーションプラットフォームです。Apache-2.0日本語ファイルが一部のみ—
Nextcloudデータの安全な保管と共有を実現するセルフホスト型のクラウドストレージです。AGPL-3.0日本語ファイルあり—

導入の進め方

  1. まず「客先からの図面変更」「工程変更」「全体周知」の3種類の連絡だけを対象に決める
  2. 交代勤務がある場合は、班の切り替わりタイミングで必ず確認する運用を先に決める
  3. 繁忙期に入る前の比較的手の空く時期に、班長・現場リーダーへ使い方を説明する
  4. 最初の1〜2ヶ月は紙の掲示板と並行して運用し、既読が残る様子を見てから掲示板を減らす
  5. 協力会社まで範囲を広げるかは、社内での定着を確認したあとに検討する

製造業・町工場の社内の情報共有、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

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よくあるご質問

現場の年配の社員や、スマホ操作に慣れていない社員でも使えますか

通知を見るだけであれば、画面を大きくした表示や、既読ボタンを押すだけの簡単な操作で対応できるものを選べば、特別な慣れは必要ありません。最初は班長が代わりに操作を見せながら、数回使ってもらうと定着しやすくなります。

図面データを社外のクラウドに置くのは不安です

取引先との契約で図面の扱いに制約がある場合は、自社のサーバーに置ける仕組みを選ぶと安心です。オンプレミスやセルフホスト型であれば、社外にデータが出ない構成で運用できます。

外国人労働者が多い現場でも使えますか

文字だけでなく写真や図を添えられる連絡手段であれば、言葉の負担を減らせます。重要な変更は口頭での説明と組み合わせ、デジタルの連絡は「後から見返せる記録」として使うのが現実的です。

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