株式会社エクスブリッジ

農業法人|生産・直販・六次化

農業法人の案件・工程管理を、
内製化とオープンソースで。

田植えや収穫の時期には、圃場ごとの作業日報と直販・道の駅向けの受注・発送、六次化加工品の仕込みがほぼ同時に動きます。生産記録は農作業用の帳面やExcel、直販の注文はメールや電話、加工品の工程はまた別のノートで管理されていることが多く、どの案件が今どこまで進んでいるかは、担当者に直接聞かないと分からない、という状態になりやすいです。

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農業法人の案件・工程管理で押さえること

圃場・作業と販路がばらばらに管理される

生産記録(播種・防除・収穫などの作業日報)は圃場や作物ごとに紙や表計算ソフトで管理され、直販の受注・請求、六次化加工品の仕込み・出荷はまた別の帳簿やノートで動いていることが多いです。同じ案件でも生産の進み具合と販売の進み具合がつながっておらず、全体としてどこまで進んでいるかを見渡せる場所がない、という状況によく出会います。

収穫期の繁忙でシステムに記録する時間がない

田植えや収穫などの繁忙期は、現場の担当者がシステムへの入力に時間をかけられません。システムを導入しても、繁忙期だけ記録が止まってしまい、後から思い出して入力する、あるいは結局口頭報告に戻ってしまう、ということがよく起こります。繁忙期の負担を増やさない入力のしやすさが欠かせません。

直販・六次化の商品ごとに進み方が違う

直販は注文を受けてすぐ発送する案件、六次化の加工品は仕込み・熟成・パッケージングと工程が長い案件、契約販売はまとまった量を決まった時期に納める案件など、同じ案件でも進み方の型がまるで違います。一つの管理表にまとめようとすると、どれかの型に無理に合わせることになり、結局使われなくなってしまいます。

担当者しか分からない進捗の「言った・言わない」

誰がどの圃場をいつ作業したか、直販の注文に対応する農産物がいつ収穫されたか、加工品の在庫がどの案件にひも付くかは、現場の担当者の頭の中にしかないことが多いです。担当者が休んだり繁忙期に別の作業に回ったりすると、経営者や事務の担当者が状況を把握できなくなる、という悩みをよく伺います。

案件・工程管理のシステムに要る機能

  • 圃場・作物ごとの作業記録(播種・防除・収穫などの日報)
  • 直販注文の受注〜発送〜請求の進捗管理
  • 六次化加工品の仕込み・在庫・出荷の工程管理
  • 案件ごとに生産記録と販路情報をひも付けて表示
  • 収穫期・繁忙期でもスマートフォンから簡単に記録できる入力画面
  • 担当者別・圃場別・商品別での進捗の一覧表示
  • 道の駅や直売所、ECサイトなど複数販路の注文の集約
  • 工程の遅れや在庫不足をひと目で分かる表示

どこを何で持つか

業界の専用ソフト・既存サービスに任せたほうがよい部分

農薬・肥料の使用履歴を記帳するGAP対応の営農日誌ソフトや、JA・市場への出荷管理、農業簿記など、制度や販路の決まりに合わせて作られた専用ソフトがあります。これらは専用ソフトに任せたほうが安心です。

オープンソースや買い切りのシステムで持てる部分

案件ごとの進捗管理、直販の受注・請求、作業記録の電子化、工程の遅れの可視化は、OSSのプロジェクト管理ツールや買い切りの案件管理システムで持てます。農薬使用履歴などの専用台帳とは別に持つ形で、まずは案件の進み方を見える状態にすることから始められます。

紙・Excelのままでよい部分

圃場ごとの栽培計画や作業カレンダーのように、季節ごとに大きく変わらず一覧性が大事なものは、紙の台帳や壁に貼る一覧表、Excelのままで十分なことが多いです。

すぐ導入できるオンプレミス製品(Kurage App Store)

当社が販売している案件・工程管理向けのオンプレミスの商品です。月額はかかりません。デモを触ってから判断できます。

案件・工程管理に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、案件・工程管理に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
PlanePlaneを日本語で使うための案内。課題・サイクル・モジュール・文書をまとめて管理できます。公式の日本語UIがあり、当社はPlane JP Deployment Kitを公開しています。導入手順、ライセンス、カスタマイズ相談まで。AGPL-3.0公式日本語UIあり。Plane JP Deployment Kitを公開。—
AppFlowyAppFlowyを日本語で使うための案内。Notion代替のオープンソース・ワークスペースの日本語対応状況、セルフホストの導入手順、ライセンス、AI機能、カスタマイズ相談まで。AGPL-3.0日本語ファイルが一部のみ—
WekanMeteorで構築されたオープンソースのカンバンボードアプリケーションです。MIT日本語ファイルが一部のみ—
OpenProject製品やプロジェクト、ポートフォリオを管理するためのオープンソースソフトウェアです。GPL-3.0日本語ファイルあり—
PlankaTrelloの代替になる、自社サーバーで動くカンバン型タスク管理OSS。プロジェクト→ボード→リスト→カードの構造、担当者・ラベル・期限・チェックリスト・添付、リアルタイム反映を備えます。PLANKA Community License v1.1(商用ライセンスあり)本家同梱の日本語は実測約88%(483キー中56キー未訳)。残り56キーを当社が全訳し planka-jp(github.com/katsushi2441/planka-jp) で公開、本家へPR提案中。—
leantime目標達成に特化した、誰でも使いやすいプロジェクト管理システムです。AGPL-3.0日本語ファイルが一部のみ—

導入の進め方

  1. まず直販の受注と請求の流れを一つの台帳に書き出し、どこで進捗が分からなくなっているかを確認します。
  2. 作業記録(播種・防除・収穫など)を電子化し、案件や圃場にひも付けて記録できる仕組みを小さく試します。
  3. 田植えや収穫期の前にスマートフォンからの入力を現場担当者に試してもらい、繁忙期の負担が増えないか確認します。
  4. 六次化の加工品がある場合は、仕込みから出荷までの工程を案件として登録し、在庫・出荷の進捗も合わせて見られるようにします。
  5. 道の駅・EC・契約販売など販路が複数ある場合は、販路ごとの注文を同じ案件管理の中に集約していきます。

農業法人の案件・工程管理、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

無料で相談する OSSカスタマイズ(110,000円〜) 動くデモを先に見る

よくあるご質問

農薬の使用履歴など営農日誌の管理と、案件・工程管理システムは別々に持つべきですか?

営農日誌は専用ソフトやGAPの記帳と相性がよいため、そちらで管理を続けたほうが安心です。案件・工程管理システムは、直販の受注や加工品の工程、進捗の見える化を担う、別の役割として持つとうまくいきます。

収穫期だけ忙しくて、システムへの入力が止まってしまいます。どうすればよいですか?

繁忙期は入力を簡略化し、作業の種類と日付だけ記録するなど最低限にとどめる運用がよく見られます。詳しい記録は落ち着いた時期にまとめて入力する、という割り切りも一つの方法です。

直販と六次化加工品で工程がまったく違うのですが、同じシステムで管理できますか?

多くの案件管理システムは案件ごとに項目や工程の型を変えられます。直販は受注〜発送の短い工程、加工品は仕込み〜熟成〜出荷の長い工程として、それぞれの型で案件を登録すれば同じシステムの中で扱えます。

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