株式会社エクスブリッジ

製造業・町工場|部品・加工・組立

製造業・町工場の在庫・発注を、
内製化とオープンソースで。

資材置き場の棚と事務所のExcel台帳は、受け入れや出庫のたびに手書きや転記で更新するため、月末の棚卸しで数が合わないことがよく起こります。急な受注変更が入ると、図面通りの部品がないまま納期が迫って慌てて発注する一方で、別の部品は使う見込みがないまま棚に積まれていきます。

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製造業・町工場の在庫・発注で押さえること

台帳と現物のズレが欠品・過剰在庫を生む

受け入れ・出庫のたびにExcel台帳を更新する運用では入力が後回しになりやすく、現物と数字が少しずつずれていきます。棚卸しのときにしか実態がわからないため、気づいたときには必要な部品が欠品していたり、使う見込みのない部品が棚に残っていたりします。

図面・部品番号と在庫がつながっていない

図面ごとに必要な部品や材料は決まっていますが、台帳が図面番号や部品番号と結びついていないと、どの図面にどの在庫が紐づくかを担当者の記憶に頼ることになります。担当者が変わると同じ部品を別の名前で登録してしまい、同じものが二重に発注されることもあります。

発注のタイミングが人の感覚に頼っている

材料によって仕入先から届くまでの期間はさまざまですが、発注点を決めずに「そろそろ少ないから」という感覚で発注していると、届くまでが長い材料ほど欠品しやすくなります。逆に欠品を恐れて早めに多めに発注すると、使い切れない在庫が増えていきます。

棚番・ロケーションが整理されていない

資材置き場や部品棚に番地やラベルがなく、台帳にも棚番の記載がないと、必要な部品を探すのに時間がかかります。探している間に似た部品を見間違えたり、同じ部品を別の場所にも置いてしまい、台帳上は在庫があるのに現場では見つからないという状況も起こります。

在庫・発注のシステムに要る機能

  • 部品番号・図面番号での在庫登録と検索
  • 受け入れ・出庫・棚卸しごとの数量記録
  • 部品ごとの発注点・安全在庫の設定と欠品アラート
  • BOM(部品構成表)と在庫数量の連携
  • 仕入先ごとのリードタイム管理
  • ロット・トレーサビリティの記録
  • 棚番・ロケーションの登録と検索
  • バーコード・QRコードでの入出庫読み取り

どこを何で持つか

業界の専用ソフト・既存サービスに任せたほうがよい部分

受注から工程、原価までを一体で管理する生産管理システムをすでに使っている場合、その本体を入れ替える必要はありません。工程管理や原価計算まで在庫の仕組みに持たせようとすると、既存システムと役割が重なり、どちらの数字が正しいか分からなくなります。在庫・発注の部分だけを切り出して考えるのが現実的です。

オープンソースや買い切りのシステムで持てる部分

部品番号・図面番号に紐づく在庫数、発注点、仕入先ごとのリードタイム、入出庫の履歴は、自社の持ち物として管理しておきたい情報です。棚番やロット番号もここに含めておくと、現場で部品を探す時間や棚卸しで数を合わせる作業が減ります。生産管理システムの本体を変えずに、在庫・発注だけを別に持つ形でも運用できます。

紙・Excelのままでよい部分

試作や社内治具など、繰り越し在庫として管理する必要のない一回限りの部材は、簡単なメモや現場のホワイトボードで足ります。すべての部品を厳密にシステム化しようとすると入力作業が現場の負担になり、結局更新されなくなってしまいます。

在庫・発注に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、在庫・発注に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
InvenTree部品、在庫、BOM、発注、製造を管理できるオープンソース在庫管理システムです。MIT多言語対応。導入バージョンの日本語翻訳範囲を要確認。—
GreaterWMSFord Asia Pacificの物流プロセスを基盤とした在庫・倉庫管理システムです。Apache-2.0日本語ファイルが一部のみ—
cmms施設の設備保守や資産管理を網羅するセルフホスト型のCMMSアプリケーションです。AGPL-3.0日本語ファイルが一部のみ—
stock-logistics-warehouseOdoo向けの倉庫管理システム用アドオンです。AGPL-3.0日本語ファイルあり—
stock-logistics-workflowOdooをベースとした在庫、ワークフロー、組織管理の統合システムです。AGPL-3.0日本語ファイルあり—
flectraCRMやERP、在庫管理などの機能を備えたオープンソースの業務システムです。LGPL-3.0日本語ファイルあり—

導入の進め方

  1. 資材置き場・部品棚の棚番を決め、図面番号・部品番号と対応させる
  2. 受け入れ・出庫・棚卸しのどの場面で数量を記録するかを決める
  3. 届くまでが長い材料から優先して発注点を設定する
  4. 既存の生産管理システムと在庫・発注の役割分担を決める
  5. 資材担当と事務所の双方が同じ画面を見られるようにして運用を固める

製造業・町工場の在庫・発注、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

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よくあるご質問

すでに生産管理システムを使っているが、在庫だけ別に管理してもよいか

構いません。工程管理や原価計算は既存システムに残し、部品番号・図面番号に紐づく在庫数と発注点だけを別の仕組みで持つやり方はよく見られます。両方の仕組みで同じ部品番号を使うようにしておくと、数字がずれにくくなります。

図面ごとに使う部品が少しずつ違うが、どう整理すればよいか

部品そのものには共通の部品番号をつけ、どの図面にどの部品が何個必要かはBOM(部品構成表)として別に持つと整理しやすくなります。図面が変わっても部品番号は変えずに済み、在庫の数え間違いも減ります。

急な受注変更で欠品が起きやすいが、システムを入れれば防げるか

発注点とリードタイムを部品ごとに把握できていれば、欠品に気づくタイミングは早くなります。ただし受注変更そのものは減らせないので、届くまでが長い部品だけ先に手を打つなど、運用の工夫と合わせて考える必要があります。

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