株式会社エクスブリッジ

クリーニング店|個人店・工場・集配

クリーニング店の在庫・発注を、
内製化とオープンソースで。

クリーニング店の在庫は、預かった衣類そのものではなく、溶剤・洗剤・仕上げ剤・ハンガー・ビニールカバー・ネーム札といった資材です。衣替えの時期に消費量が一気に増える一方、閑散期には在庫が余りがちで、Excel台帳では本店・工場・支店それぞれの残数が把握しづらく、欠品と過剰在庫が同じ月に同時に起きます。

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クリーニング店の在庫・発注で押さえること

溶剤は危険物として別扱いになる

ドライクリーニングで使う石油系溶剤やフッ素系溶剤は、消防法上の危険物として届出や保管場所の管理が必要なものがあります。使用期限や保管量を資材商社への発注量とは別に記録しておく必要があり、他の洗剤や仕上げ剤とは管理の粒度が違います。

衣替えの時期に消費が偏る

3〜4月や10〜11月の衣替えシーズンは、ハンガーやビニールカバー、仕上げ用の資材の消費量が一気に増えます。この時期だけ足りなくなる、閑散期は余って場所を取るという偏りが毎年繰り返され、台帳の数字が実態に追いつきません。

本店・工場・支店で在庫が分かれて見える

受付をする本店と、実際に洗浄・仕上げをする工場、複数の支店がある場合、資材の在庫はそれぞれの場所に分散します。Excel台帳は拠点ごとに別シートになりがちで、全体でいくら残っているかを合計で見る手間がかかります。

発注が特定の人に頼っている

資材商社との付き合いや単価の相場、どの資材をいつ頼むかの感覚が、長く発注を担当してきた人に集中していることが多いです。その人が休むと発注のタイミングがずれ、欠品や急な割高での仕入れにつながります。

在庫・発注のシステムに要る機能

  • 溶剤・洗剤・仕上げ剤など資材ごとの在庫数と使用期限の記録
  • ハンガー・ビニールカバー・ネーム札など包装資材の消費量に応じた発注点の設定
  • 本店・工場・支店など拠点別の在庫残数の一覧表示
  • 資材商社ごとの発注履歴と単価の記録
  • 衣替えの時期の消費量データをもとにした発注量の見直し
  • 危険物・劇物として扱う溶剤の保管場所と残量の記録
  • 発注担当が不在でも在庫残数を誰でも確認できる共有の仕組み
  • 資材の入荷・使用・廃棄の履歴記録

どこを何で持つか

業界の専用ソフト・既存サービスに任せたほうがよい部分

受付や会員管理、集配ルートまでを一体で扱うクリーニング業界向けの基幹システムやPOSは、預かり品の管理と一緒に動く仕組みとして専用ソフトに任せるのが向いています。資材の在庫発注だけを無理にそこへ統合する必要はありません。

オープンソースや買い切りのシステムで持てる部分

溶剤・洗剤・ハンガー・ビニールカバーなど資材の在庫数、発注点、発注先と単価の履歴は、業界専用の仕組みと分けて、在庫管理に特化したシステムで持つことができます。拠点をまたいだ残数の一本化もここで対応できます。

紙・Excelのままでよい部分

単一の店舗で消費がほぼ一定している事務用品や、目視で残量がすぐ分かる少量の消耗品は、無理にシステム化せず紙やExcelのメモで足ります。資材商社への発注書のひな形程度であれば、台帳のままで十分です。

在庫・発注に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、在庫・発注に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
InvenTree部品、在庫、BOM、発注、製造を管理できるオープンソース在庫管理システムです。MIT多言語対応。導入バージョンの日本語翻訳範囲を要確認。—
GreaterWMSFord Asia Pacificの物流プロセスを基盤とした在庫・倉庫管理システムです。Apache-2.0日本語ファイルが一部のみ—
cmms施設の設備保守や資産管理を網羅するセルフホスト型のCMMSアプリケーションです。AGPL-3.0日本語ファイルが一部のみ—
stock-logistics-warehouseOdoo向けの倉庫管理システム用アドオンです。AGPL-3.0日本語ファイルあり—
stock-logistics-workflowOdooをベースとした在庫、ワークフロー、組織管理の統合システムです。AGPL-3.0日本語ファイルあり—
flectraCRMやERP、在庫管理などの機能を備えたオープンソースの業務システムです。LGPL-3.0日本語ファイルあり—

導入の進め方

  1. 溶剤・洗剤・ハンガー・ビニールカバーなど、使っている資材の種類と発注先を洗い出す
  2. 衣替えの時期と閑散期で、資材ごとの消費量にどれだけ差があるかを記録する
  3. 本店・工場・支店がある場合は、拠点ごとの在庫残数を一つの台帳にまとめる仕組みを試す
  4. 資材ごとに発注点を決め、発注担当以外でも残数を確認できるようにする
  5. 一つの衣替えシーズンを通して運用し、発注のタイミングと量を次年度に向けて調整する

クリーニング店の在庫・発注、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

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よくあるご質問

溶剤のような危険物も同じシステムで在庫管理できますか

在庫数と保管場所の記録自体は同じ仕組みで扱えます。ただし消防法上の届出や取扱いの手続きは別途必要で、システムはあくまで数量と保管場所の記録を助けるものとお考えください。

衣替えの時期だけ発注量を増やすような調整はできますか

過去の消費量を記録しておけば、衣替えの時期に合わせて発注点を一時的に上げる運用は可能です。システムが自動で季節を判断するわけではなく、記録を見て人が発注量を見直す形になります。

本店と工場が離れていても一つの在庫表で管理できますか

拠点ごとに在庫数を入力・反映できる仕組みであれば、本店と工場、支店の在庫を一つの表で合計して見ることができます。どの拠点にどれだけ資材があるかを把握しやすくなります。

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