株式会社エクスブリッジ

製造業・町工場|部品・加工・組立

製造業・町工場の引き継ぎ・属人化対策を、
内製化とオープンソースで。

町工場では、図面の読み方や治具の使い方、設備ごとの調整のクセといった知識が、特定のベテラン職人の頭の中だけに残っていることが少なくありません。日々の工程は口頭や手書きのメモで伝わっていき、退職や異動が決まった時点であわてて引き継ぎを始めることも多いです。繁忙期に差し込まれる形で引き継ぎが行われると、肝心な部分が抜け落ちたまま次の担当者に渡ってしまいます。

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製造業・町工場の引き継ぎ・属人化対策で押さえること

図面と工程の知識が個人に紐づく

図面の読み方や加工順序、治具の取り付け方といった情報は、口頭で先輩から後輩に伝わるのが基本です。担当者が変わると同じ精度で加工できなくなることがあり、図面そのものは残っていても、それをどう使うかという工程の知識が別のところに消えてしまいます。

設備の調整値やクセはメモに残りにくい

同じ機械でも、気温や刃物の状態によって微妙な調整が必要になることがあり、その加減はベテランの経験に依存しています。作業日報には仕上がった数量しか書かれず、どう調整したかという過程は本人の記憶にしか残らないため、交代した途端に不良が増えることがあります。

引き継ぎが退職直前に集中する

引き継ぎは退職や異動が決まってからまとめて行われることが多く、限られた期間で工程すべてを伝えるのは難しいです。製造ラインを止めるわけにもいかないため、引き継ぎは合間の時間で済まされ、優先度の低い工程ほど記録が後回しになります。

資格・技能が必要な工程ほど代わりが見つからない

溶接や検査など、資格や社内の技能認定が必要な工程では、できる人が一人しかいないことがあります。その人が休むと工程全体が止まってしまうため、知識だけでなく誰が何をできるかという情報も日頃から見える形にしておく必要があります。

引き継ぎ・属人化対策のシステムに要る機能

  • 工程ごとの手順・調整値を記録して残せる
  • 図面・治具の保管場所や扱い方をひも付けて管理できる
  • 担当者ではなく職種・工程単位で知識を記録できる
  • 資格や技能認定の有無を一覧で確認できる
  • 退職・異動が決まった担当者の引き継ぎ状況を管理できる
  • 現場で撮った写真や短い動画を記録に添付できる
  • 新人が後から検索して読み返せる
  • 日報や作業報告と引き継ぎ記録を結び付けられる

どこを何で持つか

業界の専用ソフト・既存サービスに任せたほうがよい部分

CAD/CAMや生産管理システムといった加工そのものを支える仕組みは、既存の専用システムをそのまま使うのが現実的です。図面データの作成・管理や工程の進捗管理まで引き継ぎ記録の仕組みに持たせる必要はありません。

オープンソースや買い切りのシステムで持てる部分

誰が何の工程を担当できるか、どの設備にどんなクセがあるかといった、生産管理システムには載らない知識の記録は、別に軽い仕組みを持つのが向いています。職種単位で記録を紐づけられる仕組みなら、担当者が変わっても情報が残ります。

紙・Excelのままでよい部分

日々の簡単な作業メモや、個人が手元で使う調整値の控えのようなものは、紙やExcelのままでも支障はありません。重要なのは、その中から後任に残すべき内容だけを選び、個人のメモから会社の記録に移していくことです。

すぐ導入できるオンプレミス製品(Kurage App Store)

当社が販売している引き継ぎ・属人化対策向けのオンプレミスの商品です。月額はかかりません。デモを触ってから判断できます。

引き継ぎ・属人化対策に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、引き継ぎ・属人化対策に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
Kurage HR Post人ではなく職に記録を紐づけて、業務の属人化を止める職務・目標・引継ぎ管理システムです。MIT日本語で開発・提供。触れる / オンプレミス版
AFFiNE計画、整理、創造を統合した次世代のナレッジベースです。MIT(一部は別ライセンス)日本語ファイルが一部のみ—
Outline成長するチーム向けの高速で美しいナレッジベースです。Business Source License日本語ファイルが一部のみ—
RanetoMarkdown形式でドキュメントを管理できるセルフホスト型のナレッジベースです。MIT日本語ファイルが一部のみ—
NoteDiscoveryセルフホスト型のナレッジベース構築ツールです。MIT日本語ファイルが一部のみ—
laudspeaker顧客エンゲージメントと製品オンボーディングのためのオープンソースプラットフォームです。AGPL-3.0(一部は別ライセンス)日本語ファイルなし—

導入の進め方

  1. ベテラン職人や資格者が一人で担っている工程を洗い出します。繁忙期を避けた時期に、どの工程が誰にしかできないかを棚卸しするとやりやすいです。
  2. 退職や異動が決まっている担当者がいれば、その工程の記録から先に始めます。
  3. 現場で使えるタブレットやPCを用意し、作業の合間に写真や短い文章で記録できるようにします。
  4. 記録した内容を後継者に実際に読んでもらい、分かりにくい部分を補っていきます。
  5. 新人教育のタイミングで記録を使ってもらい、使われる形に育てていきます。

製造業・町工場の引き継ぎ・属人化対策、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

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よくあるご質問

生産管理システムを入れ替えずに使えますか

はい。生産管理やCAD/CAMの本体はそのままにして、引き継ぎや日報の記録だけを別の仕組みで持つ形で始められます。既存システムの入れ替えは必要ありません。

現場の職人は入力を嫌がらないでしょうか

口頭で伝えていた内容を、写真と短い文章で残す程度から始めると負担は小さく済みます。最初から細かい調整値まで書こうとせず、まずは工程の要点を残すことから始めるとよいです。

退職が決まってから準備しても間に合いますか

間に合わないとは言えませんが、限られた期間では工程の一部しか引き継げないことがあります。できれば退職や異動が決まる前の、繁忙期を避けた時期から記録を始めておくと、引き継ぎの質が上がります。

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