株式会社エクスブリッジ

印刷会社|商業印刷・軽印刷

印刷会社の引き継ぎ・属人化対策を、
内製化とオープンソースで。

印刷会社では、取引先ごとの紙質や色味の好み、機械の微妙な調整具合、トラブル時の直し方が、特定の担当者の頭の中にしか残っていないことがよくあります。見積書や入稿データの確認作業も、長年の付き合いで覚えた「このお客様はこの基準」という判断が多く、担当者が抜けると同じ精度で続けるのが難しくなります。退職や異動のたびに、引継ぎ資料を急いで作ることになりがちです。

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印刷会社の引き継ぎ・属人化対策で押さえること

取引先ごとの紙質・色味の好みが記録に残らない

長年同じ担当者が窓口になっている取引先ほど、紙の質感や刷り色の微調整といった細かい好みが口頭の記憶に頼っています。見積書や仕様書には「標準」としか書かれず、実際の仕上がりの基準は担当者本人にしかわからないという状態がよく起こります。

機械の調整・トラブル対応のノウハウが個人に集中する

印刷機や製本機の微調整、インキのにじみや色ズレが出たときの対処は、経験の長いオペレーターの感覚に頼る部分が大きいです。マニュアルに書きづらい手触りの判断が多く、その人が休むと工程が止まってしまう場合があります。

見積の根拠が担当者の頭の中にしかない

用紙・加工・部数の組み合わせで単価がどう変わるかは、過去の受注実績を基に担当者が感覚で決めていることが多いです。値決めの根拠が共有されていないと、見積の精度が担当者によってばらついてしまいます。

工程の割り振りと納期の読みが特定の人に依存する

刷版・印刷・製本・加工をどの順でどこに回すかの判断は、現場を長く見てきた人の経験に頼っています。この判断ができる人が限られていると、繁忙期に工程の組み替えが滞りやすくなります。

引き継ぎ・属人化対策のシステムに要る機能

  • 取引先別の紙質・色味・仕上げの好みを記録する項目
  • 機械の調整手順・トラブル対応の記録を工程ごとに蓄積
  • 見積の根拠(用紙・加工・部数ごとの単価の考え方)を残す項目
  • 入稿データの確認ポイントをチェックリスト化する機能
  • 退職・異動予定者の担当案件・取引先の一覧表示
  • 職務ごとに記録を紐づけて担当者が変わっても内容が残る仕組み
  • 検索しやすい形でノウハウを保存する機能
  • 打合せや引継ぎ面談の内容を記録に残す機能

どこを何で持つか

業界の専用ソフト・既存サービスに任せたほうがよい部分

色校正・RIP処理・DTP・印刷業向けの基幹管理ソフト(いわゆるMIS)は、専用の仕組みに任せるのが安全です。工程の自動組版や面付けなど、印刷特有の処理はこうした専用ソフトの精度にかなうものではありません。

オープンソースや買い切りのシステムで持てる部分

取引先ごとの好みの記録、機械調整やトラブル対応のノウハウ、見積の考え方といった「文字で残せる知識」は、職務に紐づけて記録する仕組みで持つことができます。打合せの音声を記録に残す仕組みと組み合わせれば、聞き取った内容をそのまま引継ぎ資料にできます。

紙・Excelのままでよい部分

日々の作業指示メモや、一時的な進捗確認の書き込みは紙やExcelのままで問題ありません。ただし、取引先の好みや機械のノウハウのように後任が必ず必要とする情報は、消えやすい紙のメモから記録に移しておくほうが安心です。

すぐ導入できるオンプレミス製品(Kurage App Store)

当社が販売している引き継ぎ・属人化対策向けのオンプレミスの商品です。月額はかかりません。デモを触ってから判断できます。

引き継ぎ・属人化対策に使えるオープンソース

カタログ2,922件から、引き継ぎ・属人化対策に当てはまるものを実測値(規模・日本語対応・デモの有無)で並べています。ライセンスの範囲で無料で使えます。

名前できることライセンス日本語デモ・購入
Kurage HR Post人ではなく職に記録を紐づけて、業務の属人化を止める職務・目標・引継ぎ管理システムです。MIT日本語で開発・提供。触れる / オンプレミス版
AFFiNE計画、整理、創造を統合した次世代のナレッジベースです。MIT(一部は別ライセンス)日本語ファイルが一部のみ—
Outline成長するチーム向けの高速で美しいナレッジベースです。Business Source License日本語ファイルが一部のみ—
RanetoMarkdown形式でドキュメントを管理できるセルフホスト型のナレッジベースです。MIT日本語ファイルが一部のみ—
NoteDiscoveryセルフホスト型のナレッジベース構築ツールです。MIT日本語ファイルが一部のみ—
laudspeaker顧客エンゲージメントと製品オンボーディングのためのオープンソースプラットフォームです。AGPL-3.0(一部は別ライセンス)日本語ファイルなし—

導入の進め方

  1. まず、取引先ごとの紙質・色味の好みなど、担当者の頭の中にしかない情報を一人ずつ聞き取って書き出します
  2. 機械オペレーターなど現場の資格者には、調整やトラブル対応の手順を工程別に記録してもらいます
  3. 繁忙期を避けて、ベテラン担当者と後任が一緒に案件を見ながら記録を確認する時間を取ります
  4. 事務所側は見積の根拠や取引先の特殊な指示を記録に反映し、現場側は機械の調整ノウハウを記録します
  5. 退職や異動が決まった時点で、担当していた案件と取引先の一覧を確認し、記録の抜けを補います

印刷会社の引き継ぎ・属人化対策、何から手を付けるか一緒に決めます

初日のヒアリングと提案は無料です。いまのやり方(紙・Excel・使用中のサービス)を見せていただければ、残すもの・置き換えるものを仕分けしてお返しします。

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よくあるご質問

ベテランが退職する直前に慌てて聞き出すしかないのでしょうか

直前にまとめて聞き出すと漏れが出やすいです。日頃から取引先ごとの好みや機械のノウハウを少しずつ記録に残しておくと、退職が決まった時点で一覧を確認するだけで済みます。

Excelの引継ぎ台帳と何が違うのですか

Excelの台帳は項目が固定されがちで、後から検索しにくいという難点があります。職務に紐づけて記録する仕組みなら、担当者が変わっても同じ職に情報が残り、検索して必要な部分だけ参照できます。

現場の機械調整のような言葉にしづらい技術も記録できますか

完全に言葉にするのは難しいですが、調整の手順やトラブル時の対応の流れは文字で残せます。打合せや指導の場面を音声で記録しておけば、言葉にしづらい感覚的な説明もそのまま後任に伝えられます。

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