エンジニア採用できない|理由と代わりの手
求人を出しても応募が集まらない、来ても提示できる給与と希望が合わない。社内にIT担当が少ない会社では、採用活動自体が長期化し、その間の業務が特定の誰かに乗ったままになりがちです。まず何が起きているかを整理してから、次の手を考えます。
応募が来ない・来ても決まらない状況の中身
求人媒体やエージェント経由で募集しても反応が薄い、紹介があっても経験と求める役割がずれている、面談まで進んでも給与や働き方の条件で折り合わないといった状態が重なって起きています。募集内容を見ると、一人の正社員に運用・保守・問い合わせ対応・新規開発までまとめて求めていることが多く、応募する側からすると範囲が広すぎて判断しづらいことがあります。また、常駐や出社を前提にしているため、通勤圏内で動ける候補者が限られてしまう場合もあります。
採用が長引くとどうなるか
採用できない期間は、既存の担当者や経営者自身がIT業務を抱え続けることになります。退職予定の担当者がいる場合は、引き継ぎ先がないまま時間だけが過ぎ、知識が特定の人に残ったまま退職日を迎えるおそれもあります。採用活動そのものにも求人広告費やエージェント費用、面談の時間がかかり続け、結果が出ないまま負担だけが積み上がる状態になりやすい点も見落とされがちです。
採用に進む前に社内で確かめること
求めている仕事を、本当に正社員一人で担う必要があるか、まず切り分けます。日常の問い合わせ対応と、年に数回の構成変更や選定作業は、同じ人が同じ条件で担う必要はありません。また、募集している給与や待遇が、求めている経験年数やスキルの市場感と離れていないかも確認します。採用後に誰が指示・評価をするかが決まっていない場合、せっかく採用できても早期離職につながりやすい点も事前に見ておきます。
採用以外に取れる手とその向き不向き
正社員採用にこだわらず、業務委託や派遣で一時的に人を確保する、常駐が必要な部分だけ社内SEの派遣・常駐を使う、日常対応を情シス代行に任せて経営判断が必要な部分だけIT顧問契約で相談する、といった分け方もできます。常に一人分の業務量がある会社は常駐型、業務量の波が大きい会社は代行や都度依頼が合いやすい傾向があります。どの手を選ぶかは、業務量と、常駐でなければ困る場面がどれだけあるかで変わります。
当面の進め方
採用活動は条件を見直しながら続けつつ、同時に今困っている業務だけを外部に任せる手を並行して検討すると、採用が決まらない間の負担を減らせます。先に業務を棚卸しして、誰かが常駐しないと回らない部分と、都度相談で済む部分を分けておくと、採用条件を見直す際にも、外部に任せる範囲を決める際にも使える材料になります。
確かめること
- 求めている業務を一人の正社員で担う必要があるか、切り分けられないか確認したか
- 提示している給与・待遇が、求めている経験年数やスキルに見合っているか
- 常駐・専任でなければ対応できない業務がどれだけあるか把握しているか
- 採用が決まるまでの間、誰が業務を担うか決まっているか
- 正社員採用以外に、業務委託・派遣・代行などの選択肢も比較したか
- 採用後に指示・評価・育成を誰が行うか決まっているか
- 募集内容が、応募する側から見て範囲や役割が分かる書き方になっているか
よくあるご質問
求人を出しても応募が来ないのはなぜですか
募集範囲が広すぎて候補者が判断しづらい、提示している給与や勤務条件が求めている経験と合っていない、常駐・出社前提で動ける人が限られるといった要因が重なっていることが多いです。募集内容を絞って見直すだけで反応が変わる場合もあります。
給与を上げれば採用できるようになりますか
給与の見直しは有効な場合もありますが、それだけで解決しないこともあります。求めている業務範囲が広すぎる、働き方の条件が合わないなど、給与以外の要因が絡んでいることも多いため、募集内容全体を見直すことをおすすめします。
採用できない間、どうやって乗り切ればいいですか
採用活動は続けながら、今困っている業務のうち常駐でなくても済む部分を外部の代行や都度依頼で先に手放すと、採用が決まるまでの負担を減らせます。常駐が必要な部分だけ派遣で一時的に確保する方法もあります。
派遣や業務委託は正社員採用の代わりになりますか
業務量が一人分あり、常に同じ人が社内にいる必要がある場合は代わりになりやすいです。一方、業務量の波が大きい場合は、常駐を前提にしない代行や都度依頼のほうが負担に合うこともあります。
当社の場合:AI-IT顧問契約
株式会社エクスブリッジは、月15時間・税別150,000円で、ITでできることをひととおり引き受けています(名古屋市内限定)。 ネットワークの調査、システムの設計と開発、Webサイトの制作、Webマーケティングまでを月額に含みます。
そのかわり、毎日のヘルプデスク当番と24時間365日の障害対応は引き受けません。 問い合わせ対応が中心の会社さまには、上に書いた「情シス代行」や「ヘルプデスク代行」の形のほうが合います。
- 納品物は、予定・実績報告書/システム設計書/プログラム(ソース)/Webサイト
- 月次契約。年間契約や最低契約期間はありません
- 初回のご相談は無料。合わないと思えば、その場でそう申し上げます