QGISと同じ用途で使える、当社の製品
OSSを自分で立てて日本語化する代わりに、日本語で作った当社の製品を自社のサーバーに置く方法もあります。ソースコード付きで、月額はかかりません。
QGISとは?
QGISとは、地図上で人口メッシュや到達圏を重ねて商圏分析ができる、デスクトップ型のオープンソースGISです。無料で、日本語UIが公式に含まれます。商圏分析・エリアマーケティングの用途に使えるオープンソースで、ソースコードが公開されているため自社のサーバーに置いて動かせます。ソフト自体の費用はかかりません。
GitHubでの公開は2011年5月、主な開発言語はC++、GitHubスターは14,310、最終更新は2026年9月です(当社がGitHubの公開情報から確認した値、2026年10月08日時点)。
QGISの日本語ファイルは1件だけで、実務で使うには日本語化が必要です。
商圏分析・エリアマーケティングとは?
商圏分析・エリアマーケティングとは、出店や営業エリアを勘で決めているという状態を、仕組みで解消することです。QGISは、この用途に使えるオープンソースのひとつです。
- 出店候補地の商圏分析(人口・世帯・事業所の集計)
- 営業エリアの設計と可視化
- 行政の公開データ(メッシュ統計)の地図化
QGISを使うと何が変わるのか
QGISは、地理情報システム(GIS)を提供する無料のオープンソースソフトウェアです。Windows、Linux、macOSといった複数のプラットフォームに対応しています。ユーザーは地図データや空間データを高度に解析・可視化することができます。C++で開発されており、豊富な機能を備えた汎用的なツールです。 商圏分析では、国勢調査の500mメッシュ統計と店舗の到達圏(バッファや道路網)を重ねて、圏内の人口・世帯・事業所を集計する使い方ができます。当社はQGISと国勢調査メッシュだけで無料の商圏分析を行う手順を記事で公開し、同じ計算を住所入力だけで行う Kurage 商圏分析 も提供しています。
すでに世界で使われている完成品を土台にするので、同じものをゼロから作るより短い期間で済みます。当社は、この土台に対して日本語化、画面や項目の変更、権限、帳票、既存システムとの連携を加えて、御社の業務に合う状態にします。
QGISの日本語対応(実測)
QGISの日本語ファイルは1件だけで、実務で使うには日本語化が必要です。
| ライセンス | GPL-2.0 |
|---|---|
| 主な言語 | C++ |
| GitHubスター | 14,310 |
| 日本語ロケール | 日本語ファイルが一部のみ(1ファイル) |
| 公開開始 | 2011年5月 |
| 最終更新 | 2026年9月 |
GitHubの公開ファイル一覧から日本語ロケールの実ファイルを数えた結果です。配布用のビルド成果物は除いています。技術的な詳細はQGISのOSS情報にまとめています。
進め方は?
進め方とは、現場を見て対象を決め、動くものを見ていただきながら作り、御社の環境へ導入するまでの流れのことです。書類で仕様を固めてから作る進め方はしません。
1日目(無料)
現場に伺い、いまのやり方を見せていただきます。商圏分析・エリアマーケティングのどこから手を付けるかを決めます。
2〜4日目
QGISを土台に、御社のPCで目の前で開発します。動くものを見ながらその場で直します。
5日目
御社の環境へ導入し、ソースコードと開発ノウハウをお渡しします。以後は自社で改造できます。
その後
追加の作り込みが必要なら、範囲を決めてあらためてお見積もりします。延長を前提にした進め方はしません。
この方法が向かないのは?
向かないのは、基幹システムの全面刷新や、複数部門にまたがる大規模な仕組みのことです。15時間という枠では作り切れません。また、決まった手順を正確に繰り返すだけの処理は、AIを使わないほうが速く確実です。当社ではその部分は普通のプログラムとして作ります。
商圏分析・エリアマーケティングを、まず15時間で試す
名古屋市内なら、1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円で試せます。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。御社のPCと御社名義のAIエージェントで目の前で開発するので、作り方ごと社内に残ります。成果物とソースコードはお客様のものです。
AI導入お試し実験を見る 動くデモを先に見る(110,000円〜) QGISについて相談する開発会社・IT販売の方へ
QGISの日本語化・改修・導入(バイブOSS)を、御社のお客様に販売できます。導入作業は当社が行い、販売手数料は1件9万円(税別)です。ソースコードは MIT ライセンスで、御社のブランドでの販売もできます。登録無料・ノルマなし。販売代理店の条件を見る
商圏分析・エリアマーケティングに使える他のオープンソース
同じ用途に使える土台は他にもあります。ライセンス、日本語対応、規模を比べて選べます。
| 名前 | できること | 日本語 | デモ |
|---|---|---|---|
| Kurage 商圏分析 | 住所を入れると、徒歩・車N分の到達圏に対して国勢調査500mメッシュの人口・年齢構成・世帯数と経済センサスの事業所数を1画面で出す商圏分析システムです。 | 日本語で開発・提供。 | 触れる |
| Valhalla | OpenStreetMap用の経路探索エンジン。到達圏(isochrone)APIで「徒歩10分圏」を道路網ベースで描けるため、商圏分析の到達圏計算に使えます。 | 日本語ファイルなし | — |
| PostGIS | PostgreSQLで地理空間データを扱う拡張。商圏ポリゴンと人口メッシュの交差面積で按分する、商圏分析の計算基盤に使えます。 | 日本語ファイルあり | — |
| H3 | 地球を六角形のグリッドに分けて位置を索引する仕組み。人口や売上を六角形単位で集計・比較でき、商圏分析やエリアマーケティングの単位に使えます。 | 日本語ファイルなし | — |
| openrouteservice | openrouteserviceの使いどころの案内。OpenStreetMapの道路網で経路と到達圏(isochrones)を計算できるので、商圏の「徒歩10分」を円ではなく実際の道で描けます。ライセンス(GPL-3.0)と自社サーバーでの立て方まで。 | 日本語ファイルなし | — |