弥生会計とは?
弥生会計は弥生株式会社が提供する会計ソフトで、仕訳の入力、決算書の作成、消費税申告書の作成までを一つのソフトでまかなえるようにしたものです。デスクトップにインストールして使う形と、クラウド上で使う形があり、どちらを選ぶかは事業所のパソコン環境や、複数人での同時利用が必要かどうかによって変わります。個人事業主の確定申告から、中小企業の日常の会計処理まで幅広く使われており、税理士事務所に会計データを渡して決算や申告の確認を依頼する、という使い方が一般的です。
提供元は弥生株式会社です。読み方は「やよいかいけい」。
弥生会計の料金の仕組み
料金は、個人向けか法人向けか、デスクトップ版かクラウド版かといった区分で分かれる形が一般的です。クラウド版では年間契約に基づく継続利用が前提になっていることが多く、利用できる機能やサポートの範囲がプランによって異なります。具体的な金額やプランの名称、含まれる機能の範囲は改定されることがあるため、最新の内容は弥生株式会社の公式サイトで確認することをおすすめします。
金額は改定されるため、本ページには載せていません。最新の料金は提供元の公式サイトでご確認ください。
弥生会計から乗り換えるときに、代わりに必ず要る機能
- 日々の取引を記録する仕訳入力機能
- 消費税の区分管理とインボイス制度に対応した税区分の設定
- 決算書(損益計算書・貸借対照表)の出力機能
- 消費税申告書など税務申告に必要な書類の作成機能
- 税理士など外部の関係者とデータをやり取りできる出力形式
- 弥生形式のデータを取り込める、またはCSV経由で移行できるインポート機能
- 過去の取引履歴を参照できる検索・照会機能
データの持ち出しと移行で気をつけること
弥生会計からは、仕訳データや取引先情報などをCSV形式で書き出せる場合が多く、これを移行先のソフトに取り込むのが基本的な流れです。一方で、過去の決算書や申告書そのもの、弥生独自の帳票レイアウトなどはそのままの形で持ち出せないことがあります。移行の順番としては、まず顧問税理士に相談して先方が弥生のデータ形式を前提に業務を組んでいないか確認し、問題がなければ決算期の切り替わりなど区切りの良い時期に合わせて移行作業を行うと、仕訳のずれや二重入力を避けやすくなります。
弥生会計と同じことができるオープンソース5件
以下は、弥生会計が扱う業務と同じ用途に使えるオープンソースです。当社がGitHubの公開情報からライセンスと日本語対応を実測して並べています。名前をクリックすると、そのソフトで何をどう作るかの説明に移ります。
| 名前 | できること | ライセンス | 受託での構築・納品 | 日本語 | デモ・購入 |
|---|---|---|---|---|---|
| ERPNext | 会計や顧客管理など多岐にわたる機能を備えたオープンソースのERPシステムです。 | GPL-3.0 | 可(配布時はソース公開の義務) | 日本語ファイルなし | — |
| Akaunting | オンラインで利用可能な会計管理ソフトウェアです。 | Business Source License | 自社利用のみ可・再販不可 | 日本語ファイルあり | — |
| Dolibarr | 企業や団体の活動を包括的に管理できるオープンソースのERP・CRMソフトウェアです。 | GPL-3.0 | 可(配布時はソース公開の義務) | 日本語ファイルあり | — |
| Invoice Ninja | 請求書発行、見積り、プロジェクト管理、時間追跡ができるアプリケーションです。 | Elastic License | 自社利用のみ可・再販不可 | 日本語ファイルあり | — |
| Kurage Billing | 請求書をPDFで発行し、専用URLをメールで送って銀行振込やPayPalで支払ってもらうシステムです。 | MIT | 制限なし | 日本語で開発・提供。 | 触れる / オンプレミス版 |
並びはライセンスの自由度が高い順です。「制限なし」のものは、当社が改変して納品することに制約がありません。「再販不可」のものは御社が自社の業務で使う分には問題ありませんが、第三者へのホスティング提供はできません。日本語欄が「日本語ファイルなし」であれば、日本語化から着手します。
弥生会計を置き換えるときの注意
弥生会計は、税理士事務所とのデータのやり取りに広く使われています。顧問税理士が弥生のデータ形式を前提にしている場合、置き換えると先方の手間が増えます。移行を考えるなら、まず税理士に相談してください。一方で、販売管理や在庫まで一つにまとめたい場合は、会計だけのソフトより ERPNext や Dolibarr のような統合型のほうが向きます。
やりたいことから探すなら
弥生会計に限らず、同じ業務に使えるオープンソース(OSS)をライセンス・日本語対応・更新状況の実測つきで比較した一覧です。
弥生会計を使い続けたほうがよいのは、どんな場合ですか?
顧問税理士が弥生のデータ形式を前提にやり取りしている場合は、そのまま弥生会計を使い続けるほうが現実的です。切り替えることで税理士側の確認作業や変換の手間が増え、結果的に自社の負担にもつながりかねません。会計処理そのものに大きな不満がなく、販売管理や在庫管理まで統合する必要がない場合も、使い慣れたソフトを継続する選択に合理性があります。
弥生会計からの見直しを、まず15時間で試す
名古屋市内なら、1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円で試せます。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。土台にするオープンソースが決まっている場合は、税込110,000円からのカスタマイズと導入があります。
AI導入お試し実験を見る OSSのカスタマイズを見る 動くデモを先に見る 弥生会計について相談するよくあるご質問
弥生会計からオープンソースのERPに乗り換えると、顧問税理士との関係はどうなりますか。
税理士が弥生の形式を前提にデータの確認や申告書の作成を行っている場合、乗り換えによって先方の作業が増える可能性があります。移行を検討する段階で、まず税理士に相談し、対応できる形式やタイミングを確認しておくと後の手間を減らせます。
会計だけでなく販売管理や在庫管理も一つにまとめたい場合、弥生会計のままでよいですか。
弥生会計は会計処理を中心に設計されたソフトのため、販売管理や在庫管理まで含めて一本化したい場合は、ERPNextやDolibarrのような統合型のオープンソースERPのほうが向いていることがあります。業務範囲に応じて検討するとよいでしょう。
デスクトップ版とクラウド版はどちらを選ぶべきですか。
複数人で同時に入力したい場合や、事務所外からもアクセスしたい場合はクラウド版が向いています。一方、特定のパソコンで一人が中心に使う運用であればデスクトップ版でも十分なことが多く、どちらが合うかは利用人数や作業場所によって変わります。
費用はどのくらいかかりますか?
土台にするオープンソースが決まっている場合は、合計10時間以内・税込110,000円からのカスタマイズと導入があります。何を使うか決まっていない場合は、名古屋市内なら1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円のお試し導入で、実際に動くものを1つ以上作ります。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。
弥生会計は弥生株式会社の商標または登録商標です。本ページは当社が独自にまとめた比較情報であり、弥生株式会社が提供・監修するものではありません。料金や機能は変更される場合があるため、最新の情報は提供元の公式サイトをご確認ください。