奉行クラウドとは?
奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する業務システムのクラウド版で、会計、給与、人事、販売管理といった基幹業務をひとつのシリーズとしてそろえているのが特徴です。各業務のソフトが同じ操作感で設計されているため、部門をまたいで使う場合でも学習の手間が少なく、中堅企業を中心に幅広い業種で導入されています。会計だけでなく人事・給与・販売・在庫まで一体的に扱えることから、複数のシステムを個別に契約して連携させる手間を省きたい企業に向いています。
提供元は株式会社オービックビジネスコンサルタントです。読み方は「ぶぎょうクラウド」。
奉行クラウドの料金の仕組み
料金は、利用する企業規模や利用人数、契約するモジュール(会計・給与・人事・販売管理など)の組み合わせによって変わる仕組みが一般的です。必要な業務ソフトだけを選んで契約し、後から別のモジュールを追加していく形が取られていることが多く、利用者数やデータ量に応じて段階的にプランが分かれている構成も見られます。給与計算や勤怠管理など法令対応が必要な機能については、保守・サポートの範囲がプランに含まれる場合もあります。正確な料金やプランの内容は改定されることがあるため、公式サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。
金額は改定されるため、本ページには載せていません。最新の料金は提供元の公式サイトでご確認ください。
奉行クラウドから乗り換えるときに、代わりに必ず要る機能
- 仕訳の自動作成や複数帳簿管理など、会計処理の基本機能
- 給与計算、年末調整、社会保険料計算などの給与・人事機能
- 受注・在庫・請求といった販売管理機能
- 会計・給与・販売など各モジュール間でデータを自動連携できる仕組み
- 部門やユーザーごとの権限設定、承認フローの管理機能
- 消費税など日本の税制に対応した計算ロジック
- 仕訳データや顧客マスタ、給与実績など既存データを取り込めるインポート機能
データの持ち出しと移行で気をつけること
奉行クラウドから別のシステムに移行する際は、仕訳データや顧客・取引先マスタ、給与の支給実績などはCSV形式で持ち出せることが多く、比較的スムーズに移行できます。一方で、承認フローの設定や部門ごとの権限、過去の添付書類、カスタマイズされた帳票レイアウトなどはそのままの形で移せないことがあり、移行先で再設定が必要になります。複数モジュールを一度に切り替えるのは負担が大きいため、まず会計など基幹部分を移行して運用を固め、そのあとで給与や販売管理を順番に移していく進め方が検討しやすいでしょう。
奉行クラウドと同じことができるオープンソース3件
以下は、奉行クラウドが扱う業務と同じ用途に使えるオープンソースです。当社がGitHubの公開情報からライセンスと日本語対応を実測して並べています。名前をクリックすると、そのソフトで何をどう作るかの説明に移ります。
| 名前 | できること | ライセンス | 受託での構築・納品 | 日本語 | デモ・購入 |
|---|---|---|---|---|---|
| ERPNext | 会計や顧客管理など多岐にわたる機能を備えたオープンソースのERPシステムです。 | GPL-3.0 | 可(配布時はソース公開の義務) | 日本語ファイルなし | — |
| Dolibarr | 企業や団体の活動を包括的に管理できるオープンソースのERP・CRMソフトウェアです。 | GPL-3.0 | 可(配布時はソース公開の義務) | 日本語ファイルあり | — |
| Akaunting | オンラインで利用可能な会計管理ソフトウェアです。 | Business Source License | 自社利用のみ可・再販不可 | 日本語ファイルあり | — |
並びはライセンスの自由度が高い順です。「制限なし」のものは、当社が改変して納品することに制約がありません。「再販不可」のものは御社が自社の業務で使う分には問題ありませんが、第三者へのホスティング提供はできません。日本語欄が「日本語ファイルなし」であれば、日本語化から着手します。
奉行クラウドを置き換えるときの注意
奉行シリーズは、会計だけでなく給与・販売・在庫までを同じ操作感でそろえられる点が価値です。置き換えるなら、同じように複数の業務を一つで扱える ERPNext や Dolibarr が候補になります。会計だけを切り出して別のソフトにすると、連携の手間が新しく発生します。
やりたいことから探すなら
奉行クラウドに限らず、同じ業務に使えるオープンソース(OSS)をライセンス・日本語対応・更新状況の実測つきで比較した一覧です。
奉行クラウドを使い続けたほうがよいのは、どんな場合ですか?
会計・給与・人事・販売管理を同じ操作感で一体的に使い続けたい場合や、各モジュール間のデータ連携をすでに運用に組み込んでいる場合は、奉行クラウドを使い続けるメリットが大きくなります。日本の会計・労務の実務に合わせて機能が整えられている点も、業務を大きく変えずに運用したい企業にとっては強みです。
奉行クラウドからの見直しを、まず15時間で試す
名古屋市内なら、1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円で試せます。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。土台にするオープンソースが決まっている場合は、税込110,000円からのカスタマイズと導入があります。
AI導入お試し実験を見る OSSのカスタマイズを見る 動くデモを先に見る 奉行クラウドについて相談するよくあるご質問
会計だけを別のソフトに切り替えることはできますか。
技術的には会計だけを切り出すことも考えられますが、奉行クラウドは給与や販売管理とのデータ連携を前提に使われていることが多く、会計だけを切り替えると連携していた仕訳や請求データの受け渡しを別の方法で作り直す必要が出てきます。業務全体の連携を保つなら、会計以外の機能もまとめて見直すほうが手間が少なくなります。
ERPNextやDolibarrは日本語や日本の制度に対応していますか。
どちらも多言語対応のオープンソースERPで、日本語の表示自体は利用できます。ただし日本の会計基準や税制、給与・労務の実務に合わせた機能は標準で網羅されていない場合があるため、導入前に必要な機能が備わっているか、追加の設定やアドオンが必要かを確認しておくことが大切です。
奉行クラウドのデータはどのような形で持ち出せますか。
一般的に、仕訳データや取引先マスタ、売上・購買データなどはCSVなどの形式で出力できる仕組みが用意されていることが多いです。一方、画面のレイアウトや承認フローの設定、添付ファイルなどはそのままの形では持ち出しにくいため、移行先でどのように再現するかをあらかじめ検討しておく必要があります。
費用はどのくらいかかりますか?
土台にするオープンソースが決まっている場合は、合計10時間以内・税込110,000円からのカスタマイズと導入があります。何を使うか決まっていない場合は、名古屋市内なら1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円のお試し導入で、実際に動くものを1つ以上作ります。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。
奉行クラウドは株式会社オービックビジネスコンサルタントの商標または登録商標です。本ページは当社が独自にまとめた比較情報であり、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供・監修するものではありません。料金や機能は変更される場合があるため、最新の情報は提供元の公式サイトをご確認ください。