株式会社エクスブリッジの小嶋です。名古屋で、AIを使って中小企業の業務システムを作っています。
エクスブリッジは、システムの仕事でお客様が嫌がる3つのことをやめました。 保守契約、月額のシステム利用料、要件定義です。その代わりに、買い切りで買えるソースコードつきの業務システムを100以上作り、Kurage App Store というお店で売っています。
この記事では、なぜこの3つをやめたのか、やめた代わりに何をしているのかを書きます。
やめた3つと、代わりにしていること
| やめたこと | 代わりにしていること |
|---|---|
| 何もしない月にも取られる保守料 | 保守契約を前提にしない。手を借りたいときは AI-IT顧問の月15時間の中で |
| 資産が残らないのに積み上がる、月額のシステム利用料 | 買い切り。業務システムは税込55,000円から、ソースコードごと御社のもの |
| エンジニアでないお客様に要件を出させる要件定義と、ずれた仕様のあとの追加料金 | 要件を書かせない。Kurage App Store の動く商品から選び、AI-IT顧問で御社に合わせて直していく |
1. 保守契約:何もしない月の保守料をやめた
システムを納めると、毎月の保守契約がついてくるのがふつうです。問い合わせも障害もなかった月でも、同じ額を払います。お客様からすると、何をしてもらったのか分からない固定費です。
しかも、保守契約はやめにくい費用です。システムの中身(ソースコード)と作りの知識を持っているのが作った会社だけなので、やめると、直せる人がいなくなるからです。
エクスブリッジは、保守契約を前提にしません。
- Kurage App Store の商品は、保守契約を結ばなくても使い続けられます。 ソースコードを同梱しているので、直したいところは Claude Code などの AI を使って自社で直せます
- 税別10万円以上の商品には、5時間以内の導入支援がつきます。設置・初期設定・業務に合わせた小さな変更を、画面を共有しながら一緒に進めます
- 「直すのも見るのも任せたい」ときは、システムごとの保守契約ではなく、AI-IT顧問(愛知県内・月15時間・税別150,000円)でまとめて引き受けます。何も起きない月は、その時間をこちらから提案する見直しや点検に使います
24時間の監視や障害対応が本当に要る会社には、ご希望に応じて別に保守契約を結びます。「全員に、何もしない月の保守料をいただく」ことをやめた、ということです。保守契約の中身と、保守契約なしで使い続ける条件は「保守契約とは?システムの保守費用は何に払っているのか」にまとめました。
2. 月額のシステム利用料:資産が残らない費用をやめた
クラウドの業務システム(SaaS)は、利用者の人数と、使った年数に比例して料金が積み上がります。何年払っても、会社には何も残りません。やめた日に使えなくなり、貯めたデータの持ち出しにも手間がかかります。値上げがあっても、ほかに移るのは大変です。
エクスブリッジの業務システムは、買い切りです。
- 業務システムは税込55,000円から。価格はソフトウェア一式の代金で、月額料金もライセンス料もかかりません
- 利用者が増えても、年数がたっても、当社に払う金額は増えません。かかるのは、御社のサーバー(レンタルサーバーなど)の費用だけです
- ソースコードは MIT ライセンスで、御社の資産として残ります。 自由に直して使えます
当社には、月額の AI-IT顧問(愛知県内・月15時間・税別150,000円)というサービスもあります。これは、システムを使うための利用料ではなく、情報システムの担当者1人分の役割を、月15時間で引き受ける人の時間の代金です。顧問の期間中に作ったシステムも、ソースコードごと御社に残ります。顧問をやめても、システムは使い続けられます。
3. 要件定義:お客様に要件を出させるのをやめた
システム開発は、ふつう「要件定義」から始まります。何を作るのかを、最初に書類で決める工程です。ところが中小企業では、要件を出すのはエンジニアではないお客様です。何ができるのかを知らないまま、やりたいことを言葉で出してもらい、それをもとに仕様と見積もりが決まります。
その結果、よく次のことが起きます。
- 書類の上では合っているのに、出来上がったものを触ると「思っていたのと違う」
- 違いを直すたびに「仕様変更」として追加料金がかかる
- 最初の見積もりから、金額と期間がどんどん膨らむ
お客様が悪いのではありません。動くものを見ないで、言葉だけで仕様を決めることに無理があります。
エクスブリッジは、お客様に要件を書いてもらう進め方をやめました。 代わりに、次の順で進めます。
- Kurage App Store で、近い業務の商品を探して、動くデモを触る 102商品のうち99商品に、実際に動くデモがあります。要件を言葉で考える前に、まず画面を触ってください。「これでいい」「ここが違う」は、触ればすぐに分かります
- 合う商品を、買い切りで買う 業務システムは税込55,000円から。保守契約も月額料金もありません。ソースコードは御社のものです
- 合わないところは、AI-IT顧問で御社に合わせて直していく 顧問の当社が、触って出てきた「ここはこうしたい」を聞いて、その場で動くものを直します。仕様は、作る前の書類ではなく、触った画面の上で決めます。決まった月額の中で直すので、直すたびに見積もりを取り直して追加料金をいただく、ということがありません
顧問の期間中に構築できる Kurage App Store の商品は、商品の代金をいただかずに当社が構築・設定します(キャンペーン・期限未定)。近い商品が無い業務も、顧問の時間の中で、動くものを先に作ってお見せします。
動くものを触ると、「ここはこうしたい」がたいてい出てきます。それを聞いて直すのが、顧問の仕事です。要件を出すのはお客様の役目ではなく、触って感じた違いを話していただければ十分です。
なぜ、買い切りの業務システムを100以上作れたのか
この3つをやめられたのは、AI でシステムを作る速さが大きく変わったからです。
以前は、業務システムを1本作るのに、何人ものエンジニアが何か月もかかりました。だから、作る前に要件を固め、作ったあとは保守契約や月額の利用料で回収する、という形にするしかありませんでした。
いまは、AI を使うと、業務システムの動くものを短い期間で作れます。当社はこの速さを使って、よくある業務のシステムを先に作り、買い切りで売る形にしました。予約・勤怠・請求書・受発注・CRM・AI-OCR・AI議事録などの業務アプリから、防災・介護・不動産・議員事務所向けのシステム、海外のオープンソースを日本語で立てる導入キットまで、Kurage App Store の商品は102になりました(2026年11月3日時点)。
- 全商品の一覧:業務システムを買い切りで安く|全102商品の一覧
- お店:Kurage App Store
エクスブリッジについて
- 会社名:株式会社エクスブリッジ
- 所在地:愛知県名古屋市瑞穂区
- 設立:2004年
- 資本金:1億250万円
- 代表取締役:小嶋 篤
- 仕事:AI を使った中小企業向けの業務システムの開発、Kurage App Store の運営、AI-IT顧問
はじめ方
- 自社で入れて、自社で直す:Kurage App Store で商品を選んで買う。税別10万円以上の商品には、5時間以内の導入支援がつきます
- 選ぶところから任せる:AI-IT顧問(愛知県内・月15時間・税別150,000円)を結ぶ。どの商品が合うかを一緒に選び、構築と、業務に合わせた直しまで当社が引き受けます
保守契約・月額の利用料・要件定義のどれかで困っている方は、お問い合わせから、いまのシステムと困っていることを書いて送ってください。
よくある質問
保守契約なしで使い続けることはできますか?
はい、可能です。ソースコードが同梱されているため、AIなどを使って自社で修正できます。
月額のシステム利用料は発生しますか?
いいえ、発生しません。業務システムは買い切りのため、ライセンス料や月額料金はかかりません。
要件定義をしない代わりにどうやって進めますか?
Kurage App Storeで動く商品を選んで触り、合わない箇所をAI-IT顧問で直していく進め方をとります。
