名古屋でAIシステムの開発をしている小嶋です。Xでフォローしてくださった企業を、1社1ページで紹介するサイト「Kurage フォロワー企業ポータル」を始めました。
この記事では、作った理由と、紹介される企業の公式サイトにとってのメリットをまとめます。最後に、掲載を希望する企業公式アカウントの方への案内があります。
結論:フォローしてくださった企業の「公式の入口」を1ページにまとめ、検索とAIに届く形にします
Kurage フォロワー企業ポータルとは、Xでフォローしてくださった企業を、公式サイトと公式アカウントで公開されている情報から紹介する、株式会社エクスブリッジの非公式の紹介ページです。1ページに、次のものをまとめます。
- 会社の顔:Xの看板(ヘッダー画像)とプロフィール
- 公式の入口:公式サイト、X、Instagram、YouTube、TikTok、Facebook、LINE、ブログ、通販、採用サイト
- 会社の基本:運営会社、創業、拠点と営業時間、理念、沿革
- よくある質問:「この会社の運営会社は?」「ショールームはどこ?」のように、検索やAIに聞かれそうなことへの答え
Kurage フォロワー企業ポータル https://exbridge.jp/kfollowers/#ref=vibeblog-kfollowers
紹介ページに載せている情報
紹介ページには、上から順に次の情報を載せています。どれも、公式サイトと公式アカウントで確かめた情報です。
- Xの看板とプロフィール:ヘッダー画像、アイコン、アカウント名とフォロワー数、プロフィール文。「非公式の紹介ページ(調べた日付)」の表示もここにあります
- 「◯◯とは」:会社を1〜2文で説明する定義の文と、取り扱い・強み・拠点・理念など事業の要点をまとめたカード
- 会社の基本情報:運営会社、屋号、代表者、創業、資本金、本社の所在地
- ショールームと拠点:店舗ごとの住所・電話・営業時間・定休日と、公式サイトの店舗案内と地図へのリンク
- 公式サイトと公式アカウント:公式サイトの主なページ(在庫・買取・採用・通販など)と、X・Instagram・YouTube・TikTok・Facebook・LINE・ブログを種類ごとに。運営しているブランドや、会社が載っている外部のサイト(中古車の情報サイトなど)もここに並べます
- 理念:公式サイトに書かれている理念を、出典つきで
- 沿革:創業から、店舗の開店、ブランドのデビュー、展示会への出展まで
- 業界は国会でどう議論されているか:その会社の業界に関わる言葉が、国会の発言に出てきた回数。押すと当社の国会トラッカーで発言を読めます
- よくある質問:「運営会社はどこ?」「ショールームはどこ?」「何を扱っている?」「定休日は?」「公式のXはどれ?」など、検索やAIに聞かれそうなことへの答え
ページの上には「Xで共有」と「紹介文とURLをコピー」のボタンがあるので、紹介された会社が自分のアカウントでそのまま紹介できます。
なぜ作ったか
当社は、国会の会議録から議員の質疑をテーマごとに集める「国会トラッカー」と、国会議員一人ひとりの発言をまとめた「国会議員 発言ログ」を作っています。議員の質疑を、名前と数字の入ったカード画像にして、Xで議員の投稿に返信する形で紹介してきました。「このテーマで党の中でいちばん多く質問している」「この論点を国会で最初に取り上げた」といった事実を、会議録から数字で示すカードです。
これが、議員の方にとても喜ばれました。カードを引用してくださったり、リポストやフォローをしてくださったりする方が何人もいて、玉木代表が引用してくださった返信からは、それだけで154人がページを見に来ました。自分の仕事が、第三者の記録として、分かりやすい形で紹介されることは、うれしいものなのだと実感しました。
それなら、Xでつながった企業の公式アカウントにも、同じように喜んでもらえる仕組みを作れるはずだと考えました。会社の情報を、名前と数字の入ったページとカード画像にして、会社が自分のアカウントでそのまま紹介できる形にする。それが Kurage フォロワー企業ポータルです。
ただ、議員と違って、中小企業は国会や省庁の記録にはほとんど出てきません。最近フォローし合った5社を調べても、社名が国会の会議録に出てきた会社は0社でした。
そこで、記録を探すのではなく、その会社がすでに公開している公式の情報を、検索とAIに届く形で1ページにまとめることにしました。悪い話は扱いません。紹介される会社にとって損のないページです。
もう一つの理由は、中小企業のホームページの弱点です。先日、愛知の中小企業21社のホームページを診断したところ、AIの回答に引用されやすいかを見る点(AEO)が70点以上の会社は1社もありませんでした。会社の公式サイトを作り直すのは大仕事ですが、外に「その会社を説明するページ」を1つ置くことなら、すぐにできます。
企業公式サイトにとってのメリット
1. 被リンクが1本増える
被リンクとは、ほかのサイトから自社のサイトへ張られたリンクのことです。紹介ページからは、公式サイトと各SNSへ直接リンクしています(nofollow は付けていません)。リンク元は当社の exbridge.jp の中の、社名と事業の説明が書かれたページです。
ただし、被リンクは1本で検索順位が大きく変わるものではありません。「事業の内容が書かれたページから、社名で張られたリンクが1本増える」という、地道な積み上げの1つと考えてください。
2. 社名で検索されたときの入口が増える
社名で検索する人は、その会社を知りたい人です。公式サイトのほかに「◯◯とは|公式SNS・店舗・沿革」というページがあれば、どのアカウントを見ればよいか、どの店舗が近いかを、1ページで確かめられます。介護事業所を紹介する当社のページには、事業所の名前で検索して1日400人以上が来ています。名前で調べる人は、会社の大きさに関係なくいます。
3. AI検索とAIの回答に引用されやすい形にしてある
ChatGPT や Perplexity などのAIは、質問に答えるときに、答えの形で書かれたページを引用します。紹介ページは、最初に「◯◯とは、〜を指します」という定義の文を置き、見出しごとに結論を先に書き、よくある質問と答えを並べています。会社の情報は、検索エンジンとAIが読める構造化データ(AutoDealer・FAQPage など)でも載せ、AI向けの要約(llms.txt)も置いています。
公開した紹介ページを当社の診断システムにかけると、SEO 100点、AEO 73点、GEO 100点でした。21社の調査では、3つとも70点以上の会社は0社だったので、その線を越えています。
4. 散らばった公式アカウントが、同じ会社のものだと伝わる
会社が大きくなると、店舗ごと・ブランドごとにアカウントが増え、公式サイトとSNSを合わせて20を超える会社もあります。紹介ページでは、それらを「同じ会社の公式アカウント」として構造化データ(sameAs)にまとめています。検索エンジンやAIが、ばらばらのアカウントを1つの会社として結びつける手がかりになります。
5. Xの看板とプロフィールが、そのまま会社の顔になる
ページの一番上には、Xのヘッダー画像とアイコン、プロフィール文を表示します。Xで発信している会社の雰囲気が、そのまま伝わる作りです。画像は X に掲載されているものを表示していて、当社のサーバーにはコピーしていません。
気をつけていること
- 公開されている情報だけ:公式サイトと公式アカウントで確かめた事実だけを書きます。推測は書きません。確かめた日付もページに書きます。
- 非公式と明記:ページの上と下に「非公式の紹介ページ(株式会社エクスブリッジ調べ)」と書いています。紹介する企業とは、資本・業務の関係はありません。
- 直してほしい点はすぐ直す:内容の誤りや、載せてほしくない情報があれば、お問い合わせかXでお知らせください。すぐに直します。
作っている人
技術の話や作ったものの話は、Xがいちばん早いです。
掲載を希望する企業の方へ
企業公式アカウントにフォローしていただいたら、随時、紹介ページを作っています。掲載を希望する企業公式サイトのXアカウントの方は、@xb_bittensor をフォローして、XでDMかコメントをください。 公式サイトと公式アカウントで公開されている情報から、1社1ページで作ります。
ありがたいことにフォローしてくださる企業が多く、一度にすべての会社のページを作ることはできません。当社が名古屋の会社なので、名古屋・愛知など近い地域の企業から、順番に作っています。
紹介ページの情報発信を、そのまま問い合わせや採用につなげたい会社には、AI-SNS顧問でお手伝いしています。
AI-SNS顧問 https://exbridge.jp/ai-sns-komon.html#ref=vibeblog-kfollowers
よくある質問
Kurage フォロワー企業ポータルとは何ですか
Xでフォローしてくださった企業を、公式サイトと公式アカウントで公開されている情報から1社1ページで紹介する、株式会社エクスブリッジの非公式の紹介ページです。公開先は exbridge.jp/kfollowers/ です。
掲載するにはどうすればよいですか
企業公式サイトのXアカウントで @xb_bittensor をフォローし、XでDMかコメントをください。公開されている情報から紹介ページを作ります。フォローしてくださる企業が多いため、名古屋・愛知など近い地域の企業から順番に作っています。
紹介ページで、自社のサイトのSEOは強くなりますか
被リンクが1本増え、社名で検索されたときの入口が1つ増えます。ただし、被リンク1本で検索順位が大きく変わるものではありません。地道な積み上げの1つと考えてください。AI検索やAIの回答に引用されやすい形にしてあるのが、もう一つの効き目です。
載っている情報を直してもらえますか
直します。内容の誤りや載せてほしくない情報は、お問い合わせかXでお知らせください。すぐに反映します。
