株式会社エクスブリッジ

SaaSとオープンソース

1Passwordの代わりになる
オープンソース(OSS)2件

1Passwordは、社内のログイン情報を暗号化してまとめて管理できるサービスとして、個人だけでなく会社でも広く使われています。ただし、パスワード管理の預け先を変えることそのものに危険が伴うため、乗り換えを検討する際は事前の確認が欠かせません。ここでは、オープンソースの代わりとなるVaultwardenとPassboltを中心に、必要な機能や移行時の注意点を紹介します。

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1Passwordとは?

1Passwordは、各種ログイン情報やクレジットカード番号、メモなどを暗号化した「保管庫(Vault)」にまとめて保存し、パソコンやスマートフォンなど複数の端末間で同期して使えるようにするパスワード管理サービスです。カナダのAgileBits社が提供しており、個人の利用だけでなく、社内のチームでアカウント情報を安全に共有する目的で導入している企業も多く見られます。ブラウザの拡張機能やアプリからの自動入力にも対応しています。

提供元はAgileBits Inc.です。読み方は「ワンパスワード」。

1Passwordの料金の仕組み

料金は、個人で使うか組織で使うかによってプランが分かれる形が一般的です。組織向けのプランでは、利用するメンバーの人数に応じて費用が変わる仕組みが取られていることが多く、人数が増えるほど合計の費用も大きくなります。保存できる保管庫の数や、管理者による権限設定、利用状況の監査といった機能がプランによって異なる場合もあります。正確な料金やプランの内容は、改定される可能性があるため公式サイトで確認することをおすすめします。

金額は改定されるため、本ページには載せていません。最新の料金は提供元の公式サイトでご確認ください。

1Passwordから乗り換えるときに、代わりに必ず要る機能

  • 保管庫(Vault)を暗号化したまま保存し、端末間で同期できること
  • パソコン・スマートフォン向けのアプリとブラウザ拡張機能が揃っていること
  • ID・パスワードのフォームへの自動入力機能
  • チームや部署単位で保管庫を共有し、閲覧・編集権限を分けられること
  • 二段階認証(TOTP)のコードを保管庫内で生成・保存できること
  • 緊急時に別の担当者がアカウントを復旧できる仕組み
  • 誰がどの情報にアクセスしたかを確認できる記録(ログ)

データの持ち出しと移行で気をつけること

1Passwordからは、保管庫の内容をCSVや1Password独自の形式(1PUX)で書き出すことができますが、添付したファイルや一部のメモの書式は、移行先によってそのまま読み込めないことがあります。移行の際は、先に新しい保管庫を用意してテストを行い、ログイン情報が正しく表示・入力できることを確認したうえで、旧い保管庫を順に廃止していく進め方が安全です。移行の途中で両方の保管庫が中途半端な状態のまま残ると、必要なログイン情報が見つからなくなる事故につながります。

1Passwordと同じことができるオープンソース2件

以下は、1Passwordが扱う業務と同じ用途に使えるオープンソースです。当社がGitHubの公開情報からライセンスと日本語対応を実測して並べています。名前をクリックすると、そのソフトで何をどう作るかの説明に移ります。

名前できることライセンス受託での構築・納品日本語デモ・購入
VaultwardenBitwardenとの互換性を持つ、Rust製の非公式サーバーソフトウェアですAGPL-3.0制限なし日本語ファイルなし—
Passboltチーム向けオープンソースパスワード管理システム「Passbolt Community Edition」のJSON APIです。AGPL-3.0制限なし日本語ファイルあり—

並びはライセンスの自由度が高い順です。「制限なし」のものは、当社が改変して納品することに制約がありません。「再販不可」のものは御社が自社の業務で使う分には問題ありませんが、第三者へのホスティング提供はできません。日本語欄が「日本語ファイルなし」であれば、日本語化から着手します。

1Passwordを置き換えるときの注意

パスワード管理は、預ける先を替えることそのものが危険を伴います。移行の途中で控えを失うと業務が止まります。Vaultwardenは自社サーバーで動かせて、Bitwardenの端末アプリとブラウザ拡張がそのまま使えます。Passboltはチームでの共有を前提にした作りです。どちらを選ぶ場合も、サーバーの障害時に自分たちで復旧できる体制があるかを先に確認してください。手元に何も残らない事故が最も怖い領域です。

やりたいことから探すなら

1Passwordに限らず、同じ業務に使えるオープンソース(OSS)をライセンス・日本語対応・更新状況の実測つきで比較した一覧です。

セキュリティ・脆弱性対応のオープンソース一覧・比較

1Passwordを使い続けたほうがよいのは、どんな場合ですか?

社内に専用のサーバーを管理する担当者を置きにくい場合や、海外出張の際に端末上の情報を一時的に見えなくする機能など、同社が独自に用意している仕組みを使い続けたい場合は、1Passwordを使い続けたほうが運用の手間は少なくて済みます。サポート窓口に相談できる安心感を重視する会社にも向いています。

1Passwordからの見直しを、まず15時間で試す

名古屋市内なら、1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円で試せます。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。土台にするオープンソースが決まっている場合は、税込110,000円からのカスタマイズと導入があります。

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よくあるご質問

1PasswordからVaultwardenやPassboltに移行すると、今まで使っていたブラウザ拡張機能はどうなりますか。

Vaultwardenは、Bitwardenの公式アプリやブラウザ拡張機能とそのまま組み合わせて使える設計になっているため、拡張機能自体を入れ替える必要はありません。一方Passboltは、チームでの共有を前提とした独自の拡張機能を使う形になります。

自社サーバーで動かすVaultwardenが止まってしまったら、社員はログインできなくなりますか。

サーバーに障害が起きている間は、保管庫の最新情報に同期できなくなるおそれがあります。あらかじめバックアップの取得方法と復旧の手順を社内で決めておき、障害時に自分たちで対応できる体制を整えておくことが欠かせません。

PassboltはVaultwardenと何が違いますか。

Passboltは、チームでのアカウント共有や権限管理を前提に作られたオープンソースのパスワード管理システムです。個人の端末での利用を主眼に置いたVaultwardenに比べ、組織内での共有管理を重視した機能構成になっています。

費用はどのくらいかかりますか?

土台にするオープンソースが決まっている場合は、合計10時間以内・税込110,000円からのカスタマイズと導入があります。何を使うか決まっていない場合は、名古屋市内なら1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円のお試し導入で、実際に動くものを1つ以上作ります。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。

1PasswordはAgileBits Inc.の商標または登録商標です。本ページは当社が独自にまとめた比較情報であり、AgileBits Inc.が提供・監修するものではありません。料金や機能は変更される場合があるため、最新の情報は提供元の公式サイトをご確認ください。

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