「中学生不登校進路」で探している人が知りたいこと
答え
中学校で不登校の状態にあるお子さんについては、国が『義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律』(教育機会確保法)を定め、学校に戻ることだけを目標にせず、お子さんの状況に合った学びの場を確保する考え方を示しています。学校を長く休んでいても進路の道が閉じるわけではなく、本人の状態に応じて複数の選択肢から考えていくことができますので、まずはその前提を持つことが大切です。
中学卒業後の進路としては、全日制高校のほか、登校の負担が少ない通信制高校や定時制高校、技術や実務を学ぶ高等専修学校など複数の選択肢があります。また、高校という形を取らずに学力を証明する方法として、文部科学省が実施する高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)を利用する道もあります。どの進路が合うかはお子さんの体調や生活リズム、学びたい内容によって異なりますので、学校の先生や相談窓口と一緒に比べながら検討することをおすすめします。
長期間学校を休んでいても、学びを続ける方法はあります。市区町村の教育委員会が設置する教育支援センター(適応指導教室)に通うことや、自宅でのICTを使った学習、民間のフリースクールでの活動などが、校長先生の判断により『出席』として扱われる場合があります。出席扱いになるかどうかや利用できる学びの場は、お住まいの市区町村や学校によって運用が異なりますので、まずは在籍している中学校に確認するのが近道です。
進路や学びの場について相談したいときは、まず学校のスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、担任の先生に相談することができます。学校を通じた相談がしづらい場合は、お住まいの市区町村の教育委員会にある教育支援センターや相談窓口も利用できます。よくあるつまずきとして『欠席が多いと高校受験で不利になるのでは』という不安がありますが、受験における欠席の扱い方は高校や地域によって異なるため、志望する高校や教育委員会に直接確認することが確実です。
制度の金額・期限・要件は自治体や国の公式ページで確認してください。このページは政党・議員事務所が住民の問いにどう応えるかを整理したもので、特定の政党・候補者を支持・批判するものではありません。
高校受験と欠席の扱い
入試で調査書(内申書)に欠席の記録が記載されることを心配する声は多くありますが、不登校の生徒への配慮の仕方は高校や都道府県の教育委員会ごとに異なります。欠席の理由や学校外での学習状況を書面で伝えられる場合もあるため、進路を考える際は在籍校の先生や志望校に、欠席の扱いと出願に必要な書類について早めに確認しておくと安心です。
お住まいの地域での確認先
教育支援センターの名称や運営体制、フリースクールへの支援の有無、スクールソーシャルワーカーの配置状況などは、お住まいの市区町村によって差があります。まずは在籍する中学校か、市区町村教育委員会の学校教育を担当する部署(名称は自治体により異なります)に問い合わせると、地域で利用できる窓口や学びの場の一覧を案内してもらえます。
関連して知っておきたい制度
教育機会確保法に基づき、国は学校以外の場での学習の重要性を認めています。民間のフリースクールや家庭での学習支援を行う団体もありますが、運営主体や内容は様々です。利用を検討する場合は、在籍校や教育委員会に、出席扱いになるかどうかや地域での評価の実態を確認してから選ぶと安心です。
この課題は国会でどう議論されたか(国会トラッカー)
国会会議録から、だれが質問し、政府が何と答えたかを日付つきで並べています。
政党・議員事務所ができること(3ステップ)
相談窓口の情報を整理して案内できるようにする
教育支援センターやスクールカウンセラーなど、地域にある相談先は名称や運営が自治体ごとに異なります。事務所として最新の窓口一覧を把握し、相談に来た住民に合わせて適切な窓口へつなげられるようにしておくと役立ちます。
高校受験時の配慮についての実情を把握する
欠席が多い生徒への入試での配慮は高校や教育委員会の運用に差があります。地域の高校や教育委員会に運用の実態を確認し、不安を持つ保護者からの相談に具体的な情報で応えられるようにしておくことが助けになります。
教育機会確保法に基づく施策の運用状況を確認する
教育支援センターの受け入れ体制やフリースクール支援の有無など、法の趣旨が地域でどう実現されているかは自治体差があります。現状を把握し、不足があれば教育委員会への働きかけに役立てることができます。
この課題で使える、事務所に置ける道具
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不登校の子どもは高校に進学できますか
はい、進学できます。全日制のほか通信制・定時制高校など、登校の負担が少ない選択肢もあります。欠席が多くても出願できる仕組みは高校ごとに異なるため、志望する高校や在籍中学校に相談しながら進路を検討してください。
学校を休んでいる間、出席扱いにする方法はありますか
教育支援センターへの通所やICTを使った自宅学習などが、校長先生の判断で出席として扱われることがあります。認められる条件や方法は学校や市区町村によって異なるため、在籍している中学校に確認してください。
どこに相談すればよいかわかりません
まずは学校のスクールカウンセラーや担任の先生に相談できます。学校に相談しにくい場合は、お住まいの市区町村の教育委員会にある教育支援センターや相談窓口でも、進路や学びの場について相談することができます。
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