YomiTokuとは?
YomiTokuとは、日本語の文書画像に特化したAI解析エンジン。手書き・縦書き・表の構造まで読み取れますが、ライセンスは非商用で、商用利用には別途の契約が必要です。OCR・書類の読み取りの用途に使えるオープンソースで、ソースコードが公開されているため自社のサーバーに置いて動かせます。ソフト自体の費用はかかりません。
GitHubでの公開は2024年10月、主な開発言語はPython、GitHubスターは1,586、最終更新は2026年8月です(当社がGitHubの公開情報から確認した値、2026年09月05日時点)。
YomiTokuの日本語対応は当社が実際に立てて確かめました。日本語で開発・提供(日本語文書に特化)
OCR・書類の読み取りとは?
OCR・書類の読み取りとは、紙やPDFの入力を手でやっているという状態を、仕組みで解消することです。YomiTokuは、この用途に使えるオープンソースのひとつです。
- 日本語帳票の高精度な読み取り(要ライセンス確認)
- 手書き・縦書きを含む書類の解析
- 帳票からのKey-Value抽出
YomiTokuを使うと何が変わるのか
YomiToku(GitHubスター約1,600)は、日本語の文書画像に特化して学習された4種類のモデル(文字検出・文字認識・レイアウト解析・表構造認識)を持つ解析エンジンです。7,000字を超える日本語、手書き文字、縦書きに対応し、読み順の推定、HTML・Markdown・JSON・CSV・サーチャブルPDFへの出力、帳票からのKey-Value抽出(表の意味構造解析)まで備えます。日本語帳票の精度では有力な選択肢ですが、ライセンスが CC BY-NC-SA 4.0 で非商用利用に限られ、商用では開発元の製品版ライセンスかAWS Marketplace版が必要です。受託開発で組み込む場合はこの点の確認が先になります。
すでに世界で使われている完成品を土台にするので、同じものをゼロから作るより短い期間で済みます。当社は、この土台に対して日本語化、画面や項目の変更、権限、帳票、既存システムとの連携を加えて、御社の業務に合う状態にします。
YomiTokuの日本語対応(実測)
YomiTokuの日本語対応は当社が実際に立てて確かめました。日本語で開発・提供(日本語文書に特化)
| ライセンス | CC BY-NC-SA 4.0(非商用) |
|---|---|
| 利用条件 | 非商用の個人利用・研究目的のみ無償。商用利用は開発元の製品版ライセンス、またはAWS Marketplace版の契約が必要です。 |
| 主な言語 | Python |
| GitHubスター | 1,586 |
| 日本語ロケール | 日本語で開発・提供(日本語文書に特化) |
| 公開開始 | 2024年10月 |
| 最終更新 | 2026年8月 |
GitHubの公開ファイル一覧から日本語ロケールの実ファイルを数えた結果です。配布用のビルド成果物は除いています。技術的な詳細はYomiTokuのOSS情報にまとめています。
進め方は?
進め方とは、現場を見て対象を決め、動くものを見ていただきながら作り、御社の環境へ導入するまでの流れのことです。書類で仕様を固めてから作る進め方はしません。
1日目(無料)
現場に伺い、いまのやり方を見せていただきます。OCR・書類の読み取りのどこから手を付けるかを決めます。
2〜4日目
YomiTokuを土台に、御社のPCで目の前で開発します。動くものを見ながらその場で直します。
5日目
御社の環境へ導入し、ソースコードと開発ノウハウをお渡しします。以後は自社で改造できます。
その後
追加の作り込みが必要なら、範囲を決めてあらためてお見積もりします。延長を前提にした進め方はしません。
この方法が向かないのは?
向かないのは、基幹システムの全面刷新や、複数部門にまたがる大規模な仕組みのことです。15時間という枠では作り切れません。また、決まった手順を正確に繰り返すだけの処理は、AIを使わないほうが速く確実です。当社ではその部分は普通のプログラムとして作ります。
OCR・書類の読み取りを、まず15時間で試す
名古屋市内なら、1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円で試せます。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。御社のPCと御社名義のAIエージェントで目の前で開発するので、作り方ごと社内に残ります。成果物とソースコードはお客様のものです。
AI導入お試し実験を見る 動くデモを先に見る(110,000円〜) YomiTokuについて相談するOCR・書類の読み取りに使える他のオープンソース
同じ用途に使える土台は他にもあります。ライセンス、日本語対応、規模を比べて選べます。
| 名前 | できること | 日本語 | デモ |
|---|---|---|---|
| PaddleOCR | 帳票や書類の画像・PDFから、文字と表を構造化データとして取り出すOCRの基盤。商用利用が自由なApache-2.0で、日本語を含む多言語に対応します。 | 日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応) | — |
| Tesseract | 長く使われているオープンソースのOCRエンジン。日本語を含む多言語に対応し、他の道具の内部でも広く使われています。商用可のApache-2.0です。 | 日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応) | — |
| papermerge | スキャンした書類をデジタルアーカイブ化するためのオープンソース文書管理システムです。 | 日本語ファイルなし | — |
| Docspell | スキャンした書類・メール添付・PDFを自動で取り込み、OCRと全文検索で整理する書類管理OSS。メールボックスの定期取り込みと、複数担当者で書庫を共有する設計が特徴です。 | 本家は英独仏のみで日本語なし。当社が1,056語を訳しElm 158モジュールにjaを生成、ビルド検証済み。docspell-jp(github.com/katsushi2441/docspell-jp)で公開・本家へPR提案中。 | — |
| OCRmyPDF | スキャンしたPDFに文字層を追加して、検索・コピーできるPDFに変換します。紙で溜まった書類を検索できる形にする定番の道具です。 | 日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応) | — |