PaddleOCRとは?
PaddleOCRとは、帳票や書類の画像・PDFから、文字と表を構造化データとして取り出すOCRの基盤。商用利用が自由なApache-2.0で、日本語を含む多言語に対応します。OCR・書類の読み取りの用途に使えるオープンソースで、ソースコードが公開されているため自社のサーバーに置いて動かせます。ソフト自体の費用はかかりません。
GitHubでの公開は2020年5月、主な開発言語はPython、GitHubスターは88,868、最終更新は2026年7月です(当社がGitHubの公開情報から確認した値、2026年09月06日時点)。
PaddleOCRの日本語対応は当社が実際に立てて確かめました。日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応)
OCR・書類の読み取りとは?
OCR・書類の読み取りとは、紙やPDFの入力を手でやっているという状態を、仕組みで解消することです。PaddleOCRは、この用途に使えるオープンソースのひとつです。
- 請求書・納品書の読み取りと基幹システムへの取込
- 申込書・申請書の入力代行の自動化
- 紙で届く帳票のデータ化
PaddleOCRを使うと何が変わるのか
PaddleOCR(Apache-2.0・GitHubスター約88,900)は、文字検出・文字認識・レイアウト解析・表の構造認識を備えたOCRの基盤です。日本語を含む多言語に対応し、請求書・納品書・申込書のような定型帳票から項目を取り出す用途に使われます。商用利用・改変・再配布が自由なライセンスなので、自社の業務システムに組み込んで納品する形にできます。GPUがあれば高速に、CPUだけでも動きます。日本語の帳票に特化した精度が必要な場合はYomiTokuという選択肢もありますが、そちらは非商用ライセンスのため商用では別途の契約が必要です。
すでに世界で使われている完成品を土台にするので、同じものをゼロから作るより短い期間で済みます。当社は、この土台に対して日本語化、画面や項目の変更、権限、帳票、既存システムとの連携を加えて、御社の業務に合う状態にします。
PaddleOCRの日本語対応(実測)
PaddleOCRの日本語対応は当社が実際に立てて確かめました。日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応)
| ライセンス | Apache-2.0 |
|---|---|
| 主な言語 | Python |
| GitHubスター | 88,868 |
| 日本語ロケール | 日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応) |
| 公開開始 | 2020年5月 |
| 最終更新 | 2026年7月 |
GitHubの公開ファイル一覧から日本語ロケールの実ファイルを数えた結果です。配布用のビルド成果物は除いています。技術的な詳細はPaddleOCRのOSS情報にまとめています。
進め方は?
進め方とは、現場を見て対象を決め、動くものを見ていただきながら作り、御社の環境へ導入するまでの流れのことです。書類で仕様を固めてから作る進め方はしません。
1日目(無料)
現場に伺い、いまのやり方を見せていただきます。OCR・書類の読み取りのどこから手を付けるかを決めます。
2〜4日目
PaddleOCRを土台に、御社のPCで目の前で開発します。動くものを見ながらその場で直します。
5日目
御社の環境へ導入し、ソースコードと開発ノウハウをお渡しします。以後は自社で改造できます。
その後
追加の作り込みが必要なら、範囲を決めてあらためてお見積もりします。延長を前提にした進め方はしません。
この方法が向かないのは?
向かないのは、基幹システムの全面刷新や、複数部門にまたがる大規模な仕組みのことです。15時間という枠では作り切れません。また、決まった手順を正確に繰り返すだけの処理は、AIを使わないほうが速く確実です。当社ではその部分は普通のプログラムとして作ります。
OCR・書類の読み取りを、まず15時間で試す
名古屋市内なら、1日3時間×5日間の計15時間・税別15万円で試せます。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。御社のPCと御社名義のAIエージェントで目の前で開発するので、作り方ごと社内に残ります。成果物とソースコードはお客様のものです。
AI導入お試し実験を見る 動くデモを先に見る(110,000円〜) PaddleOCRについて相談するOCR・書類の読み取りに使える他のオープンソース
同じ用途に使える土台は他にもあります。ライセンス、日本語対応、規模を比べて選べます。
| 名前 | できること | 日本語 | デモ |
|---|---|---|---|
| Tesseract | 長く使われているオープンソースのOCRエンジン。日本語を含む多言語に対応し、他の道具の内部でも広く使われています。商用可のApache-2.0です。 | 日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応) | — |
| papermerge | スキャンした書類をデジタルアーカイブ化するためのオープンソース文書管理システムです。 | 日本語ファイルなし | — |
| Docspell | スキャンした書類・メール添付・PDFを自動で取り込み、OCRと全文検索で整理する書類管理OSS。メールボックスの定期取り込みと、複数担当者で書庫を共有する設計が特徴です。 | 本家は英独仏のみで日本語なし。当社が1,056語を訳しElm 158モジュールにjaを生成、ビルド検証済み。docspell-jp(github.com/katsushi2441/docspell-jp)で公開・本家へPR提案中。 | — |
| OCRmyPDF | スキャンしたPDFに文字層を追加して、検索・コピーできるPDFに変換します。紙で溜まった書類を検索できる形にする定番の道具です。 | 日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応) | — |
| YomiToku | 日本語の文書画像に特化したAI解析エンジン。手書き・縦書き・表の構造まで読み取れますが、ライセンスは非商用で、商用利用には別途の契約が必要です。 | 日本語で開発・提供(日本語文書に特化) | — |