レセプト業務の効率化(点検・取り込み・請求)でよく使われているサービス
まず現状の定番から。以下はレセプト業務の効率化(点検・取り込み・請求)で広く使われているサービスです。名前をクリックすると、そのサービスの費用の仕組みとオープンソース代替の詳細ページに移ります。
| サービス | 提供元 | どんなもの? |
|---|---|---|
| freee会計 | フリー株式会社 | 銀行口座やカードの明細を取り込んで仕訳を自動化するクラウド会計ソフトです。 |
| マネーフォワード クラウド | 株式会社マネーフォワード | 会計・請求・経費・給与をまとめたクラウド業務サービス群です。 |
| レセコン(電子カルテ一体型/単独型) | — | (対応表ページは準備中) |
| レセプト点検サービス | — | (対応表ページは準備中) |
| レセプト請求代行 | — | (対応表ページは準備中) |
これらは便利なサービスであり、当社は「全部やめましょう」とは言いません。下の仕分けをご覧ください。
置き換えられる業務・置き換えられない業務(正直な仕分け)
レセコン・電子カルテそのものは制度改定への追随が必要で、置き換えられるオープンソースはありません。ここは既存のまま継続するのが正解です。手を入れる価値があるのは外側の4つで、①提出前の点検(機械で判定できる形式・件数・重複の確認を自動化し、人は判断が要る件だけ見る)、②返戻・査定分の管理(再請求の期限と状態を落とさない)、③紙やPDF、他システムから届く情報の取り込み(AI-OCRで下書きし、人が承認してから登録)、④実績と請求額の突合です。いずれも既存システムのデータベースやCSV出力から作れるので、レセコンを触らずに実現できます。読み取りの精度は帳票の作りに左右され100%にはならないため、AIが下書きして人が確認する画面を必ず挟みます。件数が少なく現行の手作業で回っているなら、無理に自動化しないほうが安く済みます。
レセプト業務の効率化(点検・取り込み・請求)で使えるオープンソース・買い切り
以下は、上の「分離できる業務」に充てられるオープンソースです。ライセンスと日本語対応は当社がGitHubの公開情報から実測しています。
| 名前 | できること | ライセンス | 受託での構築・納品 | 日本語 | デモ・購入 |
|---|---|---|---|---|---|
| PaddleOCR | 帳票や書類の画像・PDFから、文字と表を構造化データとして取り出すOCRの基盤。商用利用が自由なApache-2.0で、日本語を含む多言語に対応します。 | Apache-2.0 | 制限なし | 日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応) | — |
| OCRmyPDF | スキャンしたPDFに文字層を追加して、検索・コピーできるPDFに変換します。紙で溜まった書類を検索できる形にする定番の道具です。 | MPL-2.0 | 制限なし | 日本語ファイルなし(読み取り対象として日本語に対応) | — |
| Kurage Billing | 請求書をPDFで発行し、専用URLをメールで送って銀行振込やPayPalで支払ってもらうシステムです。 | MIT | 制限なし | 日本語で開発・提供。 | 触れる / 買い切り |
| Kurage DB Agent | 設定で宣言した表・列・操作だけを、人にもAIエージェントにも同じ制限で許すDB管理ツールです。 | MIT | 制限なし | 日本語で開発・提供。 | 触れる / 買い切り |
| marker | PDFを高い精度でMarkdownやJSONに変換します。表・数式・箇条書きの構造を保つので、書類をAIに読ませる前処理に向きます。商用可のApache-2.0です。 | Apache-2.0 | 制限なし | 日本語ファイルなし(処理対象として日本語に対応) | — |
| Docspell | スキャンした書類・メール添付・PDFを自動で取り込み、OCRと全文検索で整理する書類管理OSS。メールボックスの定期取り込みと、複数担当者で書庫を共有する設計が特徴です。 | AGPL-3.0 | 可(社外公開時は改変部分の公開義務) | 本家は英独仏のみで日本語なし。当社が1,056語を訳しElm 158モジュールにjaを生成、ビルド検証済み。docspell-jp(github.com/katsushi2441/docspell-jp)で公開・本家へPR提案中。 | — |
すぐ導入できる買い切り商品(Kurage App Store)
当社が販売している買い切り商品です。月額はかかりません。業務アプリはソースコード込み(MITライセンス)で自社改造OK、日本語導入キットは無料のオープンソース本体を共有レンタルサーバーに日本語で立てるための実測手順書+ツール一式です。
レセプト業務の効率化(点検・取り込み・請求)のIT費用、いくら減らせるか一緒に数えます
初日のヒアリングと提案は無料です。いまの月額の一覧を見せていただければ、「残すもの・やめるもの・置き換えるもの」を仕分けしてお返しします。Zoomでも対面(名古屋近郊)でも。
無料で相談する OSSカスタマイズ(110,000円〜) 動くデモを先に見る AI導入お試し実験よくあるご質問
レセプトとは何ですか?
レセプト(診療報酬明細書)は、医療機関・薬局・訪問看護ステーションなどが、保険で診療した分の費用を審査支払機関へ請求するための明細書です。患者ごと・月ごとに、行った診療や処方の内容と点数をまとめます。作成はレセコンで行い、提出はオンライン請求が原則です。
レセコンとは何ですか?替えたほうがよいですか?
レセコン(レセプトコンピューター)は、レセプトを作成するためのシステムです。電子カルテと一体のものと、単独のものがあります。制度改定のたびに更新が必要な本体なので、置き換えの対象にはしないでください。当社も、レセコンそのものを作り替える提案はしません。
レセプト点検の手間を減らせますか?
機械で判定できる部分は自動化できます。形式の不備、件数や合計の不一致、重複、前月との極端な差といった項目を自動で洗い出し、人は判断が要る件だけを見る形にします。医学的な妥当性の判断は人が行う前提です。
返戻や査定になった分の管理も仕組み化できますか?
できます。返戻・査定の理由、再請求の期限、対応状況を一覧で持ち、期限が近いものを通知する形にします。表計算での管理から移すだけでも、取りこぼしが減ります。
紙やPDFで届く明細を手入力せずに取り込めますか?
AI-OCRで読み取り、確認画面で人が承認してから登録する形にできます。読み取り精度は帳票の作りと画質に左右されるため、実際の帳票で検証してから工数を確定します。使うOCRは商用利用が自由なものから選びます。
既存のレセコンとデータをやり取りできますか?
多くのレセコンはCSVの出力や取り込みに対応しています。まず現行調査で、どの形式で出せるか、どこまで自動でやり取りできるかを確認します。レセコン本体には手を入れません。
訪問看護や歯科、薬局でも同じですか?
考え方は同じですが、扱う情報と請求の流れが違うため、点検の項目や取り込む書類が変わります。実際の帳票と現行の手順を見せていただいたうえで設計します。
費用と期間の目安は?
点検・取り込み・突合を一通り作る場合、要件定義から納品まで数十人日の規模です。帳票の様式が何種類あるか、既存システムからどの形式でデータを出せるかで大きく変わるため、現行調査を先に行って確定した見積もりをお出しします。
記載のサービス名・製品名は各社の商標または登録商標です。本ページは当社が独自にまとめた比較情報であり、各提供元が提供・監修するものではありません。料金や機能は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。